[バーミングハム(米アラバマ州) 18日 ロイター] - 自動車が故障した米アラバマ州の男性が、職場まで約22キロの道のりを夜通し歩いて出勤した。この話を聞いた職場の社長が男性に自分の車をプレゼントした。 この男性、ウォルター・カーさんは社長から「この車をあなたにプレゼントしたい」と告げられ言葉を失った。社長が自分のフォード車をくれるというのだ。 引っ越し会社に入社したカーさんは、入社の前日に車が故障してしまった。それでも仕事に遅れるわけにはいかないと、カーさんは深夜に家を出て、職場まで約22キロの道のりを夜通し歩いた。 歩き出して4時間後、カーさんを見つけた警察官が朝食をごちそうした。さらに、引っ越しの依頼人の家まで送り届けてくれたという。