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心理と科学に関するcastleのブックマーク (408)

  • 経済学の何が間違っていたのか  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年7月18日号) 過去の失敗を繰り返さないために、経済学という学問はどう変わるべきなのか。 過去にいくつも弾けてきた経済のバブルの中で、経済学そのものの評判以上に派手に砕け散ったものは少ない。 ほんの数年前まで、陰気な学問と呼ばれる経済学は、麻薬取引から相撲に至るまで、あらゆる人間の行動を説明する手段として称賛されていた。ウォール街は、ゲームの理論の専門家やオプション取引のモデルの開発者を求めて、一流大学を探し回った。 公的な場では、政治家よりもエコノミストの方がはるかに信頼できる存在と見なされていた。ジョン・マケイン氏は、時の米連邦準備理事会(FRB)議長、アラン・グリーンスパン氏があまりに必要欠くべからざる存在なので、もしグリーンスパン氏が死んだら、大統領は「彼の体を起こしてサングラスをかけるべきだ」とジョークを飛ばした。 ところが過去80年で最大

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    castle 2009/07/22
    「公的な場では、政治家よりもエコノミストの方がはるかに信頼できる存在と見なされていた」「合理的な愚か者」「エコノミストとは、実世界を理解しようとする社会科学者であり、金融危機は実世界を変えてしまった」
  • Moral Sentiments And Material Interests - 池田信夫 blog

    エゴイズムを正面きって肯定し、個々人が欲望を最大化する結果が「見えざる手」によって最適の結果をもたらす、というのがアダム・スミス以来の経済学のセントラル・ドグマだ。しかしスミスには、もう一つの(ほとんど読まれない)『道徳感情論』というがある。ここで彼は、他者への「共感」がなければ社会秩序は維持できないとした。 経済学は後者の議論を無視し、利己的な動機だけで秩序(均衡)が成立することを数学的に証明しようとしたが、一般均衡理論はかえって現実的な条件では均衡は存在しえないことを証明してしまった。超合理的な「代表的個人」を想定する合理的期待仮説も、実証的に棄却される。経済学者の多くも、合理主義的な経済学に未来はないと思いながらも、学生にはそれを教えている。系統的な理論は今のところそれしかない、というのが彼らの言い訳だ。 しかし最近では、行動経済学や実験経済学の結果を理論的に説明しようという試

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    castle 2009/07/20
    「個々人が欲望を最大化する結果が「見えざる手」によって最適の結果をもたらす、が経済学のセントラル・ドグマ。~しかし、(スミスは『道徳感情論』で)他者への「共感」がなければ社会秩序は維持できないとした」
  • 経済学の事故調査委員会 - 池田信夫 blog

    今週のEconomist誌の特集は、経済学(および経済学者)の批判だ。マクロ経済学のパートと金融理論のパートがあるが、前者、特にルーカス以降の「数学的な飾りばかりで中身のない」動学マクロ理論についての評価は非常にきびしく、各国の中央銀行がこんな「別世界の哲学」を政策の基準にしたことが今回の悲劇の一因だと断罪している。 金融理論については、効率的市場仮説(EMH)や金融工学を批判しているのは当然だが、今回の失敗は金融工学の欠陥といった高級な問題を持ち出さなくても説明できる。Black-Scholes以来の金融工学は、すべての資産価格が独立に動く(相関がゼロ)と仮定しているので、今回のようにすべてのバブルが一挙に崩壊するといった強い相関がある場合には、そもそも金融工学を使うのが間違っていたのだ。 だから真の問題は、マクロ理論や金融工学が役に立たないということではなく、それより役に立つ理論が

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    castle 2009/07/17
    「問題は、DSGEや金融工学が役に立たないことではなく、それより役に立つ理論があるかどうか」「経済危機を航空機事故のような複合的事故と考え、心理学や政治学等から検証する事故調査委員会を作ってはどうかと」
  • 「経済学」はどうやって学ぶべきなのだろう - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    恥ずかしいことに、経済学という学問の重要性は知りつつも、体系的に学ぶことなくここまでやってきました。 もちろん、金融の仕事がメインですから、必要な知識を得るためにも、またいま起きていることがどうであるかを認識し、自分の中で整合を取るためにも、乱読に近い感じで、経済関連のは読んできました。自分で言うのもなんですけど、たぶん、そこいらの人よりは質・量共に目を通してきた、という自負はあります。 ただ、経済学というパラダイムの私の使い方は、ほかの金融屋と同じく、どちらかというと「いまこうだから、経済学的にはこのような解釈になっているのだろう」とか「こういう事情だと、経済学ではこう捉えるはずだ」というような、現実面を学識に当てはめて把握する、という方法論になってしまいます。 つまり、現実のメカニズムや数字に表れた現象ありきで、そうなった過程について経済学の雑駁な知識から敷衍して推論を立てる、という

    「経済学」はどうやって学ぶべきなのだろう - やまもといちろうBLOG(ブログ)
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    castle 2009/07/11
    「現実面を学識に当てはめて把握する~つまり現実のメカニズムや数字に表れた現象ありき」「それ(現実面)に対する尺度というかパラダイムが確立していなければ、物事に対する適正な判断を下し続ける事はできない」
  • 第5世代コンピュータ - 池田信夫 blog

    渕一博氏が死去した。彼は、1980年代の国策プロジェクト「第5世代コンピュータ」を進める新世代コンピュータ技術開発機構(ICOT)の研究所長だった。私もICOTは何回か取材したが、発足(1982)のころは全世界の注目を浴び、始まる前から日米でが出て、欧米でも似たような人工知能(AI)を開発する国策プロジェクトが発足した。ところが、中間発表(1984)のころは「期待はずれ」という印象が強く、最終発表(1992)のころはニュースにもならなかった。 1970年代に、通産省(当時)主導で行われた「超LSI技術研究組合」が成功を収め、日の半導体産業は世界のトップに躍り出た。その次のテーマになったのが、コンピュータだった。当時はIBMのメインフレームの全盛期で、その次世代のコンピュータは、AIやスーパーコンピュータだと考えられていた。通産省の委員会では、国産のAI開発をめざす方針が決まり、第5世

    castle
    castle 2009/07/06
    「日本語で命じると動くコンピュータを目的にし、推論エンジンと知識ベースの構築が行われた」「例外処理が膨大になり、行き詰まった」「自然言語の本質はプログラミング言語のような演繹的な情報処理ではなく」
  • リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理 - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 書の帯にこうある。

    リスクにあなたは騙される:「恐怖」を操る論理 - H-Yamaguchi.net
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    castle 2009/06/17
    「リスクそのものよりリスクをどう認識するか」「私達が何かについて判断を下すとき、「頭」と同時に「腹」が働いている(つまり「理性」と「情動」ということ)」「人々の「恐怖」をてこにして「安心」を売る企業」
  • フジテレビ「サキヨミLIVE」について - 社会学と生命倫理の迷い道

    2009年5月17日夜のフジテレビ「サキヨミLIVE」の「アスヨミ」コーナーで、「臓器移植法」とどう向き合うのか、「小さな命 どう救う? “脳死”に揺れる家族」という特集がありました。 「長期脳死」に関して取り上げられていたので、興味深く見たのですが、残念と思う部分も多かったので、少しコメントを。 この番組では2つの家族が登場しました。 まず、心臓移植でしか助からないと言われ海外で心臓移植を受けたお子さんとその家族。 それから、8年前に「脳死」と診断されながら生き続けているお子さんとその家族。 放送で心に響くご家族の言葉はいくつもあったのですが、ここでは、僕が興味深く思った話の筋だけの部分だけを。 現行法では15歳未満が脳死からの臓器提供を意思表示することは認められていない。 けれども、体の小さな子どもが心臓移植を受けるためには、その大きさにあった臓器が必要になる。つまり、子どもが臓器移植

    フジテレビ「サキヨミLIVE」について - 社会学と生命倫理の迷い道
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    castle 2009/06/12
    「この番組で放映された映像をみて、長期脳死のお子さんと8年に渡って生きてきたご家族を前にして、「あなたのお子さんは“脳死”なのだから本当は死んでいるのです」とは言えない」
  • http://d.hatena.ne.jp/KGV/20090611

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    castle 2009/06/11
    「米国のネットは「人生にとって必要なインフラ」として、人間の役に立つツールとして使われているが、これは人間を情報の素子に解体しようとする志向を持った「テクノロジーの意志」に対する米国社会の「抵抗」」
  • http://twitter.com/monado/status/1831432544

    http://twitter.com/monado/status/1831432544
    castle
    castle 2009/06/09
    「茂木センセーがおかしくなっちゃったのは、必死で書いた本がぜんぜん売れないのに、テキトーに書いた本やテキトーな対談本が馬鹿売れしてしまったからだと思う」
  • 経済学者のバイアス - 池田信夫 blog

    昔、経済学史のワークショップに出たことがある。学説の解説ばかりで退屈したので「経済学はself-interestを扱うのに、なぜ経済学者だけは私利私欲なしに真理を探究するすることになっているのか。実際には、みんな学界で出世するのが目的じゃないのか」と質問したら発表者が絶句してしまい、根岸隆氏が「おっしゃる通り経済学者もself-interestでやってるんだが、それを論じると社会学になってしまう」と助け船を出した。 昨今の経済危機について経済学者が何もいえないのも、こうしたバイアスが影響している、とSteven Levittは書いている:In my opinion, the fundamental problem is this: from a modern academic perspective, the sorts of skills that accompany having a

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    castle 2009/06/04
    「本質的な問題を解くほうが、数式だらけの論文を書くよりむずかしい」「普通の経済学者にとっては、厄介な(しかし重要な)問題を避け、計測可能な数学的スキルに特化することがアカデミックに出世する上で合理的」
  • 『バーナンキ氏のため息・・・俺の人生返せ!! - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 』へのコメント

    暮らし バーナンキ氏のため息・・・俺の人生返せ!! - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら

    『バーナンキ氏のため息・・・俺の人生返せ!! - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 』へのコメント
    castle
    castle 2009/05/30
    「人間は感情の生き物」「リスク軽量化」「それでも数字の根拠を欲しがるんですよね、皆さん」「計量モデル・統計学自体は有益なツールでしょ~問題はツールの上っ面で騙そうとする人とツールの上っ面に騙される人」
  • 恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される : 404 Blog Not Found

    2014年07月24日08:30 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される 早川書房東方様より献御礼。 リスクにあなたは騙される Dan Gardner / 田淵健太訳 [原著:Risk: The Science and Politics of Fear] 2009.05.25 初出 2014.07.24 文庫化につき更新 書こそ、今最も恐るべき一冊だ。 初の著作がこれだとは、著者恐るべき。 書「リスクにあなたは騙される」の原題は"Risk: The Science and Politics of Fear"、直訳すれば「リスク:科学と恐怖政治」となる。そう。書は、むしろ「機会」をも意味する「リスク」ではなく、恐怖というものそのものに関するなのだ。 目次 - Amazonより プロローグ 第1章 リスク社

    恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/05/26
    「理性ではなく恐怖で世界を動かした」「政治において決定力を持つのが「頭」よりも「腹(肝)」である以上、恐怖は科学よりも政治において意味を持つ」「恐れなければいけない唯一のものは、恐れそれ自体である」
  • [書評]奇跡の脳(ジル・ボルト・テイラー): 極東ブログ

    子供のころ私は「頭の体操」というクイズ集が好きだった。シリーズには科学版があり、正確な問いは覚えていないが、こういう問いがあった。A氏の身体にB氏の脳を移植したら、この人は誰か? 答えは、B氏である。脳が身体を支配するのだから、脳であるB氏がその人だ、と。今に至るまで記憶しているのは、子供のころ解答を知ってなるほどと思った反面、違和感もあったからだ。大人になった私としては、脳の移植は不可能だからくだらない問いかけにすぎないという感想と、それでも脳がその人を意味するという現代人の憶見を示しているだけなのではないかと皮肉な思いが交差する。 「私の脳」と「私」は同じものだろうか。脳はその器官のイメージから、あたかも認識の客体として想像されやすいが、認識し思念する「私」がその脳という器官と同じかどうかは、ハードプロブレムと呼ばれるような哲学上の難問でもある。もちろん「私」の認識や思念が脳機能の過程

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    castle 2009/05/21
    「言語も思考も不自由にしか見えない患者にも豊かな内面がある」「患者は、右脳の意識の中で、接する人々の愛情とエネルギーを正確に察知している。その事を多くの人が理解し、患者への接し方を改めるようになった」
  • 批評 - デイヴィッド・ヒューム - Wikipedia

    デイヴィッド・ヒューム(David Hume[注 1]、ユリウス暦1711年4月26日〈グレゴリオ暦5月7日〉 - 1776年8月25日)は、スコットランドの哲学者。ロック、バークリー、ベーコン、ホッブズと並ぶ英語圏の代表的な経験論者であり、生得観念を否定し、経験論・懐疑論・自然主義(英語版)哲学に絶大な影響を及ぼした。歴史家、政治思想家、経済思想家、随筆家としても知られ、啓蒙思想家としても名高い。生涯独身を通し、子を一度も残していない。エディンバラ出身。 概要[編集] イギリス哲学の軸となった経験論の完成者で『人間性論』が主著である。生前は歴史家、哲学者として知られた。自由主義者、政治面ではジャコバイトに反対し、先進的なイングランドとスコットランドの統合を支持する立場であった。 ヒュームはそれ以前の哲学が自明としていた知の成立の過程をそのそもそもの源泉から問うというやり方で問い、知識の

    批評 - デイヴィッド・ヒューム - Wikipedia
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    castle 2009/05/20
    「人間の知覚は印象impressionと、そこから作り出される観念ideaの二種類にわけられる」「実体の観念は、個々の印象の連想による主観的な結合を客観において支えるべき何ものかとして、たんに想定されたもの」
  • こんばんは、神です - Thsc

    ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…

    こんばんは、神です - Thsc
    castle
    castle 2009/05/18
    「(00年から07年までの災害は)全て、我が訪って三年以内に発生している」「都合のいいデータだけを並べて関係性を見出させるテクニックなのだ」「奇形のミイラは見世物として結構作られ、地方巡業していたんだよ」
  • 現象 - Wikipedia

    現象(げんしょう、古希: φαινόμενον phainómenon、複数でφαινόμενα phainómena)は、次のようにいくつかの意味で用いられている。 人間の知覚できる、すべてのものごと[1]。人間界や自然界に、形として現れるもの[2]。 (人にとって)見えるもの、つまり(外面的な)《現れ》のこと。出来事を、それが存在するかどうか、当かどうか、といった、その見える〈〈現れ〉〉の背後にあるものは問題にせずに、その観察された〈〈現れ〉〉として扱うとき、それを「現象」と呼ぶ。対義語は質。 現象の位置づけの歴史[編集] プラトンにおいては、現象は、「イデア」( = “真に存在するもの”とされた)と対置された。 古代ギリシャ後期においては、現象にロゴスをあてがうことで“現象を救うこと”が「ロゴン・デドナイ」(学問) である、という考えが見られる。 中世スコラ学において議論はあり、

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    castle 2009/05/08
    「観察のできる事実のこと。見えるもの、現われを意味し、出来事をそれが存在するかどうか、本当かどうか、といった背後にあるものを問題にせずに、その観察された現れとして扱うとき、現象と呼ぶ。 対義語は本質」
  • ラベリング理論 - Wikipedia

    ラベリング理論(ラベリングりろん、英: Labeling theory)とは、《逸脱行動》に関する理論であり、1960年代にシカゴ学派に属するハワード・ベッカー(Howard S. Becker)らによって提唱された。それまでの、《逸脱行動》を単なる社会病理現象として扱ってきたアプローチとは一線を画し、《逸脱》というのは、行為者の内的な属性ではなく、周囲からのラベリング(レッテル貼り)によって生み出されるものだ、と捉えるものである。 それまでの社会病理学的なアプローチでは、たとえば“髪を染めている者が「不良」だ”などと勝手に定義することによって「《不良の定義》は客観的に成立する」としてしまうような、非常に単純な考え方をしていた。だが、ベッカーは1963年に初版が発刊されたOutsidersにおいてそうした考え方を排し、「逸脱などの行為は、他者からのラベリング(レッテル貼り)によって生み出さ

    ラベリング理論 - Wikipedia
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    castle 2009/05/01
    「逸脱などの行為は、他者の客観の集合により構築されると主張したものである。誰かが主観的に逸脱(犯罪等)だと定義しても、それだけでその定義は成立せず、客観的に成立していることが重要であるとする」
  • 経済学者の皆さん、今こそ議論に参加すべきときではなかろうか - H-Yamaguchi.net

    やや手短に。短いキャッチフレーズは、政治的には効果的かもしれないが、慎重な検討とか充分な議論とかを全てすっ飛ばしてしまうことになりがちという意味で、警戒すべきではないかと思う。ちょっと前の「構造改革」もそうだったが、今でいうと「100年に一度」がそれに当たるだろうか(または「みぞうゆうの」かな)。ここ数年を思い出せば「おいおい冗談だろ」的な内容が「緊急時だからしかたない」で片付けられ、これまで首をすくめていた人たちがこぞって動きだしてるみたいだ。 専門外なので、口をはさむのはどうかとも思うのだが、これだけは気になる。学者の方々の間での議論があまりにも少ないのではないか。いやしてるのかもしれないが、それが伝わってこなさすぎるのではないか。 こういう状況のときにどのような政策、あるいは政策パッケージが必要なのかについての議論は、少なくとも専門家の間では、決して収斂はしていない。それぞれの方はそ

    経済学者の皆さん、今こそ議論に参加すべきときではなかろうか - H-Yamaguchi.net
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    castle 2009/04/26
    「問題意識は、専門家の発言が少ないこと」「研究者の方々はえてして事後的な分析を好む傾向がある(予測すると外れるかもしれないから)が、今とるべき政策についての議論をもっと学者間で戦わせるべきではないか」
  • 2009-04-09 - 狂童日報 メディアに出てくるエコノミストたちのイメージ

    先日荻上チキさんと話していて投げかけられた質問は, 「経済学者って何であんなに偉そうなんですか?」 というもの.あぁぁぁぁもう自分も含めて思い当たる節が多すぎる.その時は茶飲み話だったんでたいした話はしませんでしたが,実際どうなんだろ. http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20090407#p1 私が経済学者というかメディアに重宝されているエコノミストたちへの根的な違和感は、「・・・・で、現実の人間がその通りに動けなかったらどうするんですか?」という点にある。 そのことを、学問の性質上考えられないと限界を素直に認めるならいいのだが、なぜかそうしない。むしろ、動かない現実に直面すると「官僚や族議員が既得権を守って動かない」といった、叱責や説教に奔ることが多い。現実の人間社会がまずあって、それを経済学の理論によって分析するのではなく、逆に経済学の論理に人間

    2009-04-09 - 狂童日報 メディアに出てくるエコノミストたちのイメージ
    castle
    castle 2009/04/15
    「現実の人間社会がまずあって、それを経済学の理論により分析するのではなく、逆に経済学の論理に人間を従わせようとする。従わないと「既得権者」とレッテルを貼って断罪し、反論には「経済を知らない」と黙らせ」
  • こら!たまには実証しろ!! : 404 Blog Not Found

    2009年04月11日14:00 カテゴリPsychoengineering こら!たまには実証しろ!! うーん、なんて偉そうな回答。 2009-04-07 - こら!たまには研究しろ!! 「経済学者って何であんなに偉そうなんですか?」 2009-04-07 - こら!たまには研究しろ!!僕の仮説は経済学帝国主義みたいな意識.経済学帝国主義って言うのは,ざっくり言うと「進んだ理論的的基礎と分析・実証手法をもつ経済学」を「他の社会科学に注入しなければならない」っていう意識です. ここまであさっての方向に間違っていると、私何ぞは「これぞ愛すべき学者バカ」って愛おしさが増しちゃったりするんですが、余裕がなければ「偉そう」になるでしょうね、そりゃ。 で、なんで経済学者、特に日経済学者が偉そうなのかといえば、理由は単純。 自分の理論を、実証する人がいないから。 役人や政治家より正しいと主張するな

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    castle
    castle 2009/04/15
    「(日本の経済学者が偉そうなのは)自分の理論を、実証する人がいないから」「米欄:日銀が「では、あなたの理論をテストするために、今日、公定歩合を1%あげてみましょうか」なんてやってくれると思いますか?」