変化の激しい時代に対応するのが、シリコンバレーでも使われているOODA(ウーダ)ループだ。OODAループとは、アメリカ空軍大佐ジョン・ボイドが開発したあらゆる分野で適用できる戦略理論。朝鮮戦争(1950~1953年)の空中戦でボイド大佐率いる味方一機が敵機十機を撃墜したとされる戦果の研究が原点となっている。 OODAループは、 みる(見る、観る、視る、診る)-Observe わかる(分かる、判る、解る)-Orient きめる(決める、極める)-Decide うごく(動く)-Act みなおす(見直す)/みこす(見越す)-Loop の、5つの思考プロセスからなる。 「OODAループとは、常に中身が動いていく思考法です。自分の世界観を持ち、その世界観を状況や相手に合わせて更新しながら、軍事でいえば『敵の戦闘意志』、ビジネスでいえば『相手(顧客やライバル企業)の思い』を探り、相手の心をどのような状
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