Hatena, Book | 少し暖かくなって、はてなTが欲しくなる季節が近づいてきたので、今週のお題で書いてみようと思う。子どもの頃、お誕生日やクリスマスなどのプレゼントが本だったりすると、私はガッカリしていた。それは、決して本が嫌いだったワケじゃなく、むしろ本は大好きで、本屋さんでアルバイトしていたぐらい。新しい本を開いた時のインクと紙の匂いが好きで、バイト中に匂いばかり嗅いで、クラクラしていたんだ。図書館も好きで、ちょっとカビくさい古紙の臭いもいいなと思っていた。図書券*1を貰うのは嬉しかった。つまり、ガッカリする理由は、たぶん、自分で本を選びたかったからなんだと思う。昔から本との出会いにはタイミングというものがあって、どうも自分で選んだ本でないと興味を持って読めないところがあった。本当に自分が求めていた本とタイミングよく出会うと、徹夜に近いことをしても読み切ってしまうのですが、基本
精神科Q&A 【1541】皆と同じようにipodの手術を受けたい Q: 20代女性です。私はipodがないと不安なんです。音楽をいつもボリゥムを最大にしてイャホンで聞ける状態でなければ電車に乗ることができません。出掛けに忘れたりする事があってとても不便な思いをします。その場合はたとえ約束があっても取りに戻ります。そうしないと音楽をイャホンで聴いていない状態で外出を長時間続けると背中やこめかみ足の裏掌に汗をかいてきます。不安で顔を上げることができません。なるべく他人に見られないように脇をしめて肩幅を縮めて両肩のラインより後頭部を上に出さない心持ちで早足になっていきます。そうして早くこの状態から逃れるためにipodのところへ向かいます。この時が最も危険で心臓の鼓動も早くなり耳鳴りと頭痛で倒れそうになってしまいます。光の粒が頭の周りを囲むようにたくさん浮遊しながらジグザグに降りてきます。その数が
映画 『ヤッターマン』を観たっす。 前にどっかで言ったコトがあるかも知んないケド、よく『伝家の宝刀』って言うじゃんか?あれは、ご先祖様の伝説的な由来をもつ武具なんかには、ご先祖の武勇の神威(?)みたいなモンが宿っていて、神がかり的な威力を持っている・・・んだケド、その威力を引き出すにはそれを使おうとするモノにも、その威力を引き受けるだけの力が必要で、凡人がそれを使うとたちまち神威が霧散してしまうというようなコトでさぁ・・・そんで、『伝家の宝刀』は力が有るとは知りながら中々抜けないもんでもあるという・・・ これ、ワスの文章力のつたなさに我慢してもらうとして、意味だけをパッと追いかけると、『へぇ・・・そうなんだなぁ・・・』って話しだけど(そうでもない?)、よくよく考えたら、『・・・えっ!あれ?そんじゃご先祖の神威ってあんまし意味ねーんじゃねぇのかぁ!?』ってコトじゃんか? なんだよ、伝家の宝刀
「ヤッターマン」鑑賞。 ドクロのキノコ雲が村上隆によってアートにされた事でも有名な竜の子プロ人気シリーズアニメ実写映画版。 オープニング、渋谷と思わしき見慣れた街が無惨に崩壊し、その瓦礫の中に「みなしごハッチ」が四つん這いになった銅像がある。 『ハッチ公前』 なんというか、こうも贅沢にくだらない事をされるとうれしくなってしょうがない。 「映画秘宝」の三池監督インタビューによると、元々「ガッチャマン」映画化の打ち合わせの席で「ガッチャマンよりヤッターマンの方がイイですよ!」と、推して今回の映画となったそうだ。 本編上映前に「キャシャーン」キリキリによる新作「GOEMON」の予告が上映されていたのだが、上記のような話を鑑みるとプロデューサーが「ガッチャマン」の企画をキリキリに持っていかなくて本当に良かったなぁと安堵してしまう。これがキリキリなら待ってましたと「ガッチャマン」を黒ずくめの集団にし
文学フリマ(2009年5月10日(日)大田区産業プラザPio)に出展する同人誌の僕の小説の分も宣伝用にちょっとだけ公開します。まったく自信がナッシン!だけどがんばるよ。最近更新してないので近況を書きますと「ブラッディバレンタイン3D」という映画見て、バラバラ人体いわゆる切株が3Dで出てくるのですごいショックでした。まじめに働いてます。ナンパに失敗しました。そのくらいかな。では、どうぞマリーンパレスのラスト・バージン(仮)大分市から北に国道10号を別府湾に沿ってガソリン式自走車を走らせると、一時間もしないうちに左手に高崎山を見ることができる。ここでは21世紀初頭まで多くの日本猿が飼育されていたが、今では先の戦闘以降、生体兵器として開発されたバイオクリーチャーたちを隔離するための施設「高崎バイオプリズン」に改修されて久しい。施設と言っても戦争で疲弊した日本政府の財政では大したものはできず、ただ
酒は百薬の長とはよく言ったもので、藤森常吉は毎晩5合の酒を飲んでからでなければ布団に入ることはない、と豪語するほどの酒豪でありながら、鯖野に住む年寄り連中のなかでももっとも頑強な肉体を持つ男だった。齢は還暦をとうに過ぎ、今や喜寿にさしかかろうとしていたにも関わらず腰などひとつも曲がっておらず、畑仕事も決して息子夫婦には任せてはおけぬといった様子でトラクターやスプレーヤーを自ら駆り、年中ほとんど休むことなく土にまみれながら暮らし、そして毎晩酒を飲むのである。彼の息子である藤森常夫はよく言ったものである――「おらほの親父は飲まねげれば死んっちまう」と。藤森常夫もそのときすでに50代の半ばであったのだが、父親が天寿を全うするまで自分に家長の座が譲られることはないのだろう、と思っているようだった。その年になっても家長の座を譲られないということは、この地方においては人格などになんらかの問題がある、と
id:Geheimagent(「石版!」)主宰の文芸同人「UMA-SHIKA」に参加します(http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20090113/p1)。文学フリマ(2009年5月10日(日)大田区産業プラザPiO)向け創刊号には短編小説を寄稿する予定です。告知だけだと寂しいので予告編をふたつ載せておきます。 ・「バイブ」 いつやむとも知れない酸性雨の幕と神経を苛立たせるために作られたとしか思えないネオンの点滅のなかで俺が探し続けているのはバイブレーター。俺はこの街で豚と呼ばれている。由来は知らない。俺を初めて豚と呼んだ重度のジャンキー兼ロリコン兼ハッカーは、豚の由来を俺に教えず胸に抱えたまま魚のエサになった。「あんたは痩せていて「いかにも」な日本人だけどさ。豚なんだよ。でっぷり肥えた豚」。奴の一ドルの価値もない最期の言葉だ。俺の子供の頃のアイドル、カービー
Sakippo(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: 福田沙紀出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2006/09/06メディア: CD 福田沙紀が歌手活動をしている(いた?)ことは案外知られていないというか忘れ去られている。なぜならCD等音源が驚異的に売れてないからだ。2006年に「Sakippo」という意味深なタイトルのアルバムを発表したが、狙い虚しく泣かず飛ばずに終わった。ウィキペディアによるとオリコン初登場100位。そのアルバムに収められたデビュー曲“アタックNo.1 2005”はそれなりにヒットしたものだったし、気になっていたそれ以後のシングルをまとめて聴くいい機会だと思って、僕は発売初日にアルバムを購入したが、フタをあけてみると「聴いてて疲れない」くらいのものだったのでガッカリした記憶がある。楽曲そのものが反時代的なまでにストレートなJポップだったので売れなかったのだ
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