2007年11月08日20:41 カテゴリ地域経済 人口ピラミッドは語る。 2004年の人口ピラミッドです。いま30代の半ばに入っている団塊ジュニアには、「タメ」と呼ばれる同じ歳の人が、ざっと200万人ぐらいいます。ところが現在の20歳あたりになると、140万人ぐらいしかいない。これじゃクルマが売れないのは当たり前。かつては若い世代に流行の兆しがあれば、それが横に広がって市場が伸びましたが、同世代の人口が3割も減れば、そんなことは期待できない。その下の中高生になると120万人しかいませんから、若者向けの消費は更に小さくなってゆくでしょう。 よく商売は、同じ年代の人たちを相手にした方が楽だと言われます。共通の話題や体験が多く、相手が何を必要としているか?にも思いが至りやすいから。しかし、こういう時代になってくると、歳の離れた人たちや異なる環境で育った人に対する想像力が重要になります。お年寄り