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2013年7月29日のブックマーク (1件)

  • ビッグデータの正体

    著者のショーンベルガー氏はプログラマー起業家として成功した後、情報法学と公共政策の研究に転じた。クキエ氏はIT分野のベテラン・ジャーナリストで英エコノミスト誌のデータ・エディターだ。ビッグデータの全体像、特に社会への影響を論じるには最適なコンビといっていいだろう。 ビッグデータはITの進歩に依存する部分のみが注目されがちだが、書によれば、むしろ既存の情報を掘り起こし、組織的に活用する努力に質がある。5章で紹介する近代航海術のパイオニア、アメリカ海軍のマシュー・モーリー中佐の例は印象が強い。19世紀半ば、モーリーは倉庫に放置されていた大量の航海日誌に注目した。チームを作って位置、風速、海流、天候などを手作業で抽出し、大西洋の海図上にプロットさせた。記録地点はやがて120万カ所に達した。モーリーが整理した情報によって帆船の速度は2倍になり、安全性も大幅に向上したという。著者は「モーリーは

    ビッグデータの正体
    daisukebe
    daisukebe 2013/07/29
    これはほんとに面白かった