それほど早いペースではないが、日々淡々と本を読んでいる。ひとえにiPad miniのおかげなのだが、それは今日の本題ではない。今日はどんなふうに本を選んでいるか書こうと思う。 このブログをみている人ならわかると思うが、読んでいるのはほとんどノンフィクション。ジャンルは科学、技術、歴史に関するもの。だいたい500ページくらい。翻訳本が多い。英語で書かれた本を読んでもいいのだが、表現にそこまでこだわりがないので訳本に落ち着いている。基準というほどのものでもないが、10年経っても古さを感じさせないだろうという本を選んでいる気がする。 何を読むかよりも何を読まないかの方が大切かもしれない。読みやすそうなもの、取っ付きやすそうなものは避けている。読み終わった後に「ああ、そうですか」で終わりそうなのも避けている。著者が探究心から大量に調べて深く掘り下げた本とか、非常に密度の濃い経験をした著者が一連の出