2016年現在、ビッグデータに取り組んでいる日本企業は約67% ガートナー調査:「具体的に何をすればいいか」に悩むケースも ガートナー ジャパンは、日本企業のビッグデータへの取り組み状況に関する調査結果を発表した。既にビッグデータに向けた活動を進めている日本企業が約7割に達した一方で、課題も浮き彫りになった。 ガートナー ジャパンは2016年11月8日、日本企業におけるビッグデータの取り組み状況に関する調査結果を発表。2016年2月の調査時点で、「既にビッグデータに向けた活動を進めている」と回答した従業員数500人以上の日本企業の割合は67.2%に上った。 日本におけるビッグデータ市場は、同社が示した「テクノロジーのパイプサイクル:2016年版」によると、期待が過度に高まるピークを超え、幻滅期の底に向かう状況にある。当初、ビッグデータへの期待が小さくなることから、取り組みを進める企業の割合