授業のプランを立てる時、「〜を理解させる」という目標を立ててはいけない、という話を聞いたことがある。 理解したかどうかは、たとえ生徒の頭を切り開いてみたって分からないからだ。 だから、「代入法を用いて連立一次方程式を解くことが出来る」というように、試験などによって定量的に判断できる目標を立てるのが望ましい。 この家に住むようになって、8ヶ月が過ぎようとしている。このblogでは、あえて自分がいる国を伏せているので、あくまでも「アフリカの片田舎」に「アフリカ人」と住んでいる、と言ってしまう。 そして「彼らは、、、」と、文章が始まる。 日々、100人を超える生徒と自分は接している。その中には、真面目に授業を聞く生徒もいれば、目の前の席であっても攻撃的に寝続ける生徒もいる。後ろでごちゃごちゃ喋りながらもそれなりの点数を取る生徒もいれば、一番前でしっかりノートも取っているのに花開かない生徒もいる。