奈良市の西大寺で大量に出土し、古代の呪術跡と考えられてきた奈良時代の桃の種(核)の穴が、実はネズミがかじった跡だった可能性が高いことが奈良文化財研究所の調査で分かった。一緒に8匹分の骨が見つかったネズミのうち、小型のアカネズミがクルミなどをかじった際にできる傷と大きさや形が酷似していたという。 西大寺で当時僧侶が食事を取った食堂(じきどう)院跡では、井戸から魚の骨や食器などが大量…
![呪術のためではない…? 奈良時代の桃の種の穴、ネズミの仕業か | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a23baf8f32e36f08c73ff3d53b77818be3312fd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F07%2F13%2F20220713ddlk29040468000p%2F0c10.jpg%3F3)
オランダ・フローニンゲンやカナダ国立公園局などの考古学チームが、1000年前にあたる西暦1021年に北欧のヴァイキングがアメリカ大陸に入植した証拠を発見したと発表しました。この証拠は、ヨーロッパからアメリカ大陸へ渡った人類に関する歴史を塗り替える可能性があります。 Evidence for European presence in the Americas in ad 1021 | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-021-03972-8 Breakthrough Discovery Shows Vikings Were Active in North America 1,000 Years Ago https://www.sciencealert.com/breakthrough-discovery-shows-vikings-w
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
反論三部作の完結編だ。こんなに長くなってしまったのは本意ではない。本を読んで反射神経で書いた最初の「思いがけない冒険」から始まり「竜に奪われた王国」。そして今回が「決戦のゆくえ」。というのはホビット三部作のタイトルだけど、このnoteの記事もついつい長くなってしまった。 竹倉さんに恨みがあるわけでもないし、僕自身も、自分自身を粘着体質ではないカラリとした男でありたいと常に思っている。のだが、始めてしまったら終わらせなければならない。ぜひ(1)と(2)もあわせて読んでほしい。 『土偶を読む』はきっと売れているだろう。「アンチも巨人ファン」理論で言えば、本noteの記事もまた売り上げに貢献したに違いない。SNSでは、この反論を支持してくれる人の方が多いようにも思えるが、『土偶を読む』にも素直に「納得した!」や「現時点ではこれが一番事象を説明できる仮説だと思う」や、「痛快!」の声が多く寄せられて
縄文時代に作られた土偶は、女性や妊婦をかたどったものだ、というのが多くの人の認識だろう。「そうではない」という驚きの新説を提唱したのが、人類学者の竹倉史人氏だ。では、土偶は何をかたどっているのか? その結論に至った過程と具体的な土偶の解読内容を前後編でお送りする。(JBpress) ※土偶(どぐう)とは:縄文時代に作られた素焼きの人形。1万年以上前から制作が始まり、2000年前に姿を消した。現在までに2万点近い土偶が発見されている。なお、埴輪(はにわ)は、古墳にならべるための土製の焼き物。4世紀から7世紀ごろに作られたもので、土偶とは時代が異なる。 (※)本稿は2021年4月に発行された『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』(竹倉史人著、晶文社)より一部抜粋・再編集したものです。 ついに土偶の正体を解明しました。 こういっても、多くの人は信じないだろう。というのも、明治時代に
2020年09月14日 大半の日本人が知らない……「福井県の水月湖」が世界の研究に決定的な影響を及ぼした理由 7万年の年縞が1年刻みで残る カテゴリニュース Comment(34) 1: 名無しさん 2020/09/13(日) 16:02:12.46 ID:CAP_USER 大半の日本人が知らない……「福井県の水月湖」が世界の研究に決定的な影響を及ぼした理由 地学の仕事に「過去の時間を正確に測る」という大事な作業がある。 日常生活で時間を計るのは時計であり、年月日や時分という単位が用いられる。 そして地球が刻んだ時間を決めるのは地質学の仕事だ。 それも地球科学者は10年や100年ではなく何千年あるいは何万年という時間を可能な限り正確に測定したい。 よく知られているように、樹木に見られる「年輪」では縞(しま)の1本が1年に相当し、年輪を数えれば木の年齢が分かる。 夏は年輪の幅が広く冬は狭いの
地学の仕事に「過去の時間を正確に測る」という大事な作業がある。日常生活で時間を計るのは時計であり、年月日や時分という単位が用いられる。そして地球が刻んだ時間を決めるのは地質学の仕事だ。それも地球科学者は10年や100年ではなく何千年あるいは何万年という時間を可能な限り正確に測定したい。 よく知られているように、樹木に見られる「年輪」では縞(しま)の1本が1年に相当し、年輪を数えれば木の年齢が分かる。夏は年輪の幅が広く冬は狭いので、その年の気候を知ることも可能だ。また年輪の枚数を数えることで、樹木の経てきた過去まで時を追いかけることもできる。 化石や遺物の年代を調べるには、それらに含まれる放射性炭素(14C)を測定する方法があるが、大きな誤差が伴う。そこで、年代を正確にさかのぼれる年輪の14Cと照らし合わせることで、化石や遺物の年代の特定につなげる方法が考案された。 ヨーロッパでは年輪を用い
2020年9月6日 9時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 北アイルランドで暮らす10歳少年は、誕生日に金属探知機をプレゼントされた 初めて川沿いで使用してみると、数百年前のものとみられる「剣」を発見 少年は発見時について、「すごくドキドキしました」と語っている by FilippoL1982 誕生日に金属探知機をもらった10歳の少年が、古の剣を発見したと報じられました。 Using a Metal Detector, 10-Year-Old Boy Finds Centuries-Old Sword in Northern Ireland | Smart News | Smithsonian Magazine https://www.smithsonianmag.com/smart-news/10-year-old-boy-finds-centuri
300年余り前に富士山で起きた宝永噴火について新たな発見です。噴火による火山灰で集落全体が埋まったとされている静岡県小山町の須走地区で、当時の家屋の一部が初めて見つかりました。黒く焼け焦げていたことなどから高温の軽石によって燃えた可能性が高く、専門家は「富士山の噴火対策を考えるうえで重要な発見だ」としています。 富士山のふもと、静岡県小山町の須走地区には江戸時代に須走村の集落がありましたが、1707年に発生した宝永噴火で火山灰が3mほど降り積もって埋没したとされています。 さらに現在はその上に街が作られているため、須走村の集落が埋まった記録は古文書などに残されるだけで、実際に家屋が見つかったことはありませんでした。 火口近くにあった須走村の集落がどのような被害を受けたのか明らかにしようと、去年6月、小山町と、考古学や火山の専門家で作る研究チームが初めての発掘調査を行いました。 調査は初めは
しかし、世間では「妖怪は民俗学が扱うものだ」と考えるのがどうも一般的な捉え方のようです。翻って、「民俗学は妖怪を研究する学問だ」と考えている人までいるようです。 これは、明らかな誤解というよりありません。 (京極夏彦『文庫版 妖怪の理 妖怪の檻』角川文庫、角川書店、2011年、32頁) 「独断と偏見で選ぶ〝民俗学っぽいマンガ〟」を選ぶために このように思ったことはないだろうか。 「ホラーとかオカルト系のマンガって、たいてい民俗学者っぽいキャラが出てくるよね」 わかる。 でもじゃあ、実際、民俗学者が出てくるマンガってどんなものがあって、それってどれくらいあるのだろうか? そもそも、ホラーとかオカルトとか伝奇とか妖怪とかのマンガには、どうしてよく民俗学者が出てくるのだろうか? しかし、その問いに答えることは、実は容易ではない。 なぜか。 たとえば、考古学には、櫻井準也『考古学とポピュラー・カル
by Umberto Lombardo アマゾン川流域に広がるアマゾン盆地には、アマゾンと聞いて連想するような熱帯雨林だけでなく、草原地帯も存在します。そんなアマゾン盆地に位置するボリビア北部のモホスという地域には、草原地帯の中に点々と小島のような「森」が存在していることが知られており、研究者らはこの小さな森が「先史時代の人々が農業を行った痕跡」だという証拠を発見しました。 Early Holocene crop cultivation and landscape modification in Amazonia | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-020-2162-7 Evidence of 10,000-Year-Old Crops Points to the Amazon as an Early Agricultural H
松江市の遺跡から出土した弥生時代中期のすずりとみられる板状の石に墨書きのようなものが残され、2つの文字と判断できることが分かりました。調査した研究者によりますと、今から2000年ほど前のものと考えられ、文字だとすれば国内最古の例とみられます。 その結果、石は今から2000年ほど前の弥生時代中期にすずりとして使われていたと考えられ、裏側に墨書きのようなものが残されていることが分かりました。 複数の研究者が確認したところ、2つの文字が縦に並んでいると判断でき、上の字は子どもの「子」など、下の字ははっきりしないものの「戊」などの可能性が考えられるとしています。 日本列島では古墳時代の5世紀ごろには確実に文字が使われ、それより前の弥生時代後期にも文字とみられる土器の線刻などが見つかっていますが、今回のものが文字だとすれば国内最古の例とみられます。 柳田さんは「2文字あるので記号とは考えられない。弥
日本IBMと山形大、ナスカで新たな地上絵を発見 AIで空撮写真を分析 「そこにあるとは……」担当教授は驚き 日本アイ・ビー・エムと山形大学は11月15日、AIを活用してペルーのナスカ台地を調査し、新たな地上絵を1点発見したと発表した。発見済みの地上絵のデータを機械学習したAIに空撮写真を読み込ませ、未発見の可能性がある地上絵の候補を抽出。研究グループがそれらを目視で選別し、現地調査の末に発見した。 見つかった地上絵は、全長約5メートルで、2本足で立ち、棒のような物を持つ人間を描いたもの。台地の石を面状に除去して描かれた。制作時期は紀元前100年~紀元後100年ごろ。同大によると、道しるべとして使われた可能性が高いという。 調査は、2018~19年に実証実験として実施した。AIの学習に使用した教師データの量は「指で数えられるほどわずか」(日本IBMの担当者)だったというが、地上絵に共通するパ
東海地方で最大規模の前方後円墳「断夫山(だんぷさん)古墳」(名古屋市熱田区)について、名古屋市教育委員会と愛知県教育委員会が、今年度中にも初の発掘調査に乗り出すことになった。 県教委によると、断夫山古墳は5世紀末から6世紀初めに作られたとみられ、全長約150メートル。ヤマトタケル(日本武尊)の妻ミヤズヒメ(宮簀媛)の墓との言い伝えがあるほか、豪族の「尾張連(おわりのむらじ)」の墓という説もある。 江戸期には「だんぶやま」と呼ばれ、亡きヤマトタケルへの思いを抱いてミヤズヒメが没したという伝承から、夫を断つ山という「断夫山」の表記がみられるようになった。 戦前までは熱田神宮が管理。戦後、県営熱田神宮公園ができてから県の管理に移り、1987年に国の史跡に指定されたが、これまで発掘調査はされていなかった。県教委文化財保護室の洲崎和宏室長補佐は「熱田神宮の管理下にあったため、立派な古墳と知られていて
「日本列島で文字が使われたのはいつからか?」。諸説あるが「5世紀ごろ」には確実に使われていただろうと考えられている。しかし、文字が使われた時期が、大きくさかのぼるかもしれない。鍵を握っているのは、5世紀よりも前の弥生時代や古墳時代の遺跡から出土した「石の破片」。調査の結果、この石の破片が、ある「文房具」と判断される事例が九州北部を中心に相次いでいるという。なかには紀元前の時代の遺跡から出土したものもあり、紀元前にはすでに文字が使われていた可能性を指摘する専門家もいる。(福岡放送局記者 島田尚朗)
これまでの定説では、最初に北アメリカ大陸にやってきた人類は1万3000年前に栄えたクローヴィス文化の時代の人々だとされてきました。そんな中、新たにアメリカで発見された石器の分析から、これまでの常識を覆す新説が浮上しています。 Late Upper Paleolithic occupation at Cooper’s Ferry, Idaho, USA, ~16,000 years ago | Science https://science.sciencemag.org/content/365/6456/891 Stone tools suggest the first Americans came from Japan | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2019/08/16000-year-old-site-in-idaho-in
日本列島で文字が使われ始めた時期が大きくさかのぼるかもしれません。弥生時代や古墳時代の遺跡から発掘された石が調査の結果、「すずり」と判断される事例が九州北部を中心に相次ぎ、調査に当たった専門家は、紀元前100年ごろから文字が使われていた可能性があると指摘しています。 刃物などを研ぐ「砥石(といし)」と判断されていた石などを詳しく調べ直した結果、これまでにおよそ130点が「すずり」と判断されました。 ほぼ同じ時代の中国や朝鮮半島の遺跡から見つかったすずりと形が似ていることに加え、石のすり減り方が砥石と異なるほか、一部には墨とみられる黒い付着物が付いていたことなどから、「すずり」と判断したということです。 調査に当たっている弥生時代の専門家で、國學院大学の柳田康雄客員教授によりますと、「すずり」と判断した石は、九州北部を中心に西日本の各地に分布し、このうちの5点は弥生時代中期の紀元前100年ご
およそ3800年前の縄文人のすべての遺伝情報を初めて解読できたと、国立科学博物館などのグループが発表しました。 瞳が茶色で酒に強いといった体の特徴が推定できるほか、東アジア沿岸の南北に広い範囲の人たちと遺伝的に近いことが分かり、日本人の起源の解明などにつながると期待されます。 遺伝情報を解読したのは、国立科学博物館や国立遺伝学研究所など国内の7つの研究機関で作るグループです。 グループは、北海道の礼文島の船泊遺跡で発掘されたおよそ3800年前の縄文人の女性の臼歯から核DNAを抽出し、最先端の装置を作って詳しく分析しました。 その結果、DNAの保存状態が極めてよく、30億対の塩基配列すべての遺伝情報を解読することができたということです。 この遺伝情報から女性の体の特徴を推定したところ、皮膚の色は濃く、髪は細く巻き毛、瞳は茶色で酒に強いほか、耳垢は湿っていることなどが分かりました。 また、北極
邪馬台国の有力な候補地とされる奈良県桜井市の纒向遺跡で、祭しに使われたとみられるカエルの骨が見つかり、専門家はカエルが供えられたことを示す具体的な資料で、当時の祭しを知るうえで貴重な発見だとしています。 桜井市の纒向遺跡は、3世紀から4世紀にかけての大規模な集落跡で、女王、卑弥呼が治めた邪馬台国の有力な候補の一つとされています。 遺跡では9年前、3世紀前半の大型建物跡のそばに掘られた穴の跡から、古代中国で神聖な果物とされ、当時の祭しに使われたとされる2000個以上の桃の種とともに、動物の骨が見つかりました。 この動物の骨を奈良女子大学の宮路淳子教授と琉球大学博物館の中村泰之協力研究員が詳しく調べたところ、12匹分のカエルの骨、合わせて117点が含まれていることが分かりました。 カエルの骨には無数の傷があり、個体ごとではなくバラバラの状態で埋まっていたということで、宮路教授は「カエルが桃など
9000年前の石灰岩の仮面。略奪対策にあたるイスラエルの政府機関によって最近発見された。(PHOTOGRAPH BY CLARA AMIT, ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY) 虚ろな目、歯をむき出しにした不可解な表情。イスラエル南部の砂漠で見つかる9000年前の石仮面群は、とても風変わりで、発見された数もわずか15個と極めて少ない。だからこそ先日、イスラエル考古学庁(IAA)が16番目の仮面が見つかったと発表すると、大きな注目が集まった。と同時に、従来からあった真贋論争にも再び火が付くことになった。 IAAのプレスリリースによると、この石仮面は数カ月前、同庁の盗難防止部隊によって発見されたという。仮面の発見後、ヨルダン川西岸南部のプネイ・ヘベル居住区付近に位置する「石仮面が最初に発見されたと思われる遺跡」では、考古学者らによる調査が行われている。先日開催されたイス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く