日本維新の会の橋下徹共同代表が「(戦争で)命をかけて走っていく猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」(13日)などと述べた「慰安婦必要」発言について、同党幹部から擁護する発言が相次ぎ、党としての存立が問われる事態となっています。 石原慎太郎共同代表は「軍と売春はつきもの。歴史の原理のようなもの」などと橋下氏を擁護。同党幹部の一人は「個人的見解」としつつ「(橋下発言は)どの国にも慰安婦制度があったという客観的事実を語っただけ」と当然視します。 涙の抗議 「私は女性なので、『休息』という言葉は、どうしても受け入れられない」(日本維新の会の女性関係者)という声もありますが、党内の大勢にかき消されています。一方、「街頭で『あの発言はひどすぎる』と女性から涙ながらの抗議を受ける」(同党・都議候補)という深刻な事態になっています。 橋下、石原両共同代表の