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ブックマーク / jseagull.blog69.fc2.com (7)

  • 斉藤隆夫の「反軍演説」は"反軍"ではない?:考察NIPPON

    1940年(昭和15 )2月2日、衆議院で民政党・斉藤隆夫議員がいわゆる「反軍演説」を行いました。日中戦争(支那事変)が始まって2年半あまりたったときのことです。 この「反軍演説」と斉藤隆夫議員についてよく見られる解説としては、 「この演説は軍などの強い反発を招き、議員除名処分を受けた。しかし1942年(昭和17)の総選挙では、軍部を始めとする権力側からの激しい選挙妨害を受けながらも、国民から高い支持を受けて翼賛選挙の中、再選を果たす」 というものでしょう。 また、斉藤議員は満洲事変後の軍部の政治介入を批判した「粛軍演説」(1936年(昭和11))を行ったことでも知られており、「日中戦争下であっても国会で堂々と軍部批判演説を行った人物」として評価する声がでてくるのも当然かも知れません。 (右下写真は、反軍演説中の斎藤隆夫) しかし、「反軍演説」という表現が適切なのか、あるいは「反軍演説」と

    dj19
    dj19 2008/07/03
    動画あり。
  • 私的情報整理法-便利ツール紹介:考察NIPPON

    「たまにはいつもと違う話題」シリーズ(なんだそれ?)の2回目。 ネットで情報収集している方に少しは役に立てるかも?ということで、自分が普段使っているツールを3つほど紹介してみます。 ☆ WEBサイトに好きなようにマーカーできてしかも消えないツール。 ☆ 軽くてマーカー出来る無料のPDFリーダー ☆ ソーシャルブックマークの乗り換え ------ せっかく読んだものは、頭に入れておきたいし、あとから参照・利用できるようにしておきたいものです。 たとえば、私がを読む時は、重要だと思ったり、あとで調べようと思った部分には傍線を引いたり付箋紙を貼ったりします。そして一冊読み終えると下の写真のような有様になります。 傍線引きまくり、付箋紙貼りまくりで、どこがホントに重要なのかよく分からない状態。学生時代から進歩していない(笑) 傍線がグニャグニャなのは電車の中でを読んでいるせいです。 ちなみに、

  • 沖縄戦集団自決への歴史認識 大杉一雄氏の場合:考察NIPPON

    3月5日の朝日新聞朝刊に、現代史研究家・大杉一雄氏による「沖縄戦集団自決」問題への認識が掲載さ れていました。 これを知ったのは、私が巡回しているブログのなかで、お二方がこの記事を紹介していたからです。 ・戦争を語り継ごうブログ 沖縄集団自決 客観的、冷静な歴史認識を ・沖縄問題に関する二つの意見 |  天木直人のブログ お二方とも、大杉氏の見解に「共感できる」とされていましたが、私も同感です。 朝日新聞を購読している実家に連絡して、この記事を保管しておいてもらい、この週末に持ち帰ってきましたので、ここに全文を転載しておきます。 ◆沖縄戦集団自決客観的・冷静な歴史認識を 現代史研究者 大杉 一雄 沖縄戦の集団自決をめぐる高校教科書検定問題は玉虫色の決着がなされたが、なお議論は続くだろう。ここでは歴史認識の観点から考えてみたい。 敵が上陸したら竹槍を持って軍とともに戦うか、ひたすら逃げるか、

    dj19
    dj19 2008/03/11
    「左派だって、自分たちの政治主張に合わせて歴史を歪めていないか、ことさらに一部を強調したり、全く目を向けようとしていない事実がないかどうか、検証が必要なはずです。」だね。
  • 南京事件の「皇軍」に対する当時の日本人の嘆き:考察NIPPON

    昨日のエントリーで、 『「果たしてこれが皇軍か」と嘆いたのは、確か外務省の石射猪太郎だったかな?(ちょっとうろ覚え) 』 と書きましたが、その部分が書かれた棚から探し出してきましたので、メモ代わりに引用しておきたいと思います。 今回引用するのは、 前坂俊之著「太平洋戦争と新聞」というで、以前から拙ブログ左側のおすすめののところにも掲載しているものです。 P.332~ 当時の外務省東亜局長・石射猪太郎は、1938年1月6日の日記に、 「上海から来信、南京に於ける我が軍の暴状を詳報し来る、掠奪、強姦、目もあてられぬ惨状とある。 嗚呼、之が皇軍か」 と記述している。 ※元資料:石射猪太郎 『外交官の一生』 中公文庫P.332~P333 (1998年) ちなみに、この外交官・石射猪太郎氏(右写真)は、盧溝橋事件では不拡大方針を強く主張して懸命に事変拡大阻止に動いた人です。 この時代の事を

  • 戦前の日本の少年犯罪、そしてメディアリテラシー:考察NIPPON

    「風味絶佳な日々」さんのところで、次のようなが今度発売されることを知りました。 『戦前の少年犯罪』 「少年犯罪データベース」というサイトの管理人さんが出されるのようですが、Amazonの内容紹介を見るだけでも、現代に見られる少年犯罪に優るとも劣らない(?)犯罪内容が書かれています。 ちょっと引用してみます。 昭和2年、小学校で9歳の女の子が同級生殺害 昭和14年、14歳が幼女2人を殺してから死体レイプ 昭和17年、18歳が9人連続殺人 親殺し、祖父母殺しも続発! 現代より遥かに凶悪で不可解な心の闇を抱える、 恐るべき子どもたちの犯罪目録! なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか? 発掘された膨大な実証データによって 戦前の道徳崩壊の凄まじさがいま明らかにされる! 学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに 妄想の教育論、でたらめな日論を語っていた! 著者について ウェブサ

  • 「パール判事の主張」の追記の追記:考察NIPPON

    ※このエントリーには、さらに続編があります。 ↓ パール判事についてさらに追記 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先日の「パール判事の主張」というエントリーの最後の方で、紙屋研究所さんからの孫引きで、中島岳志著「パール判事―東京裁判批判と絶対平和主義」の中から、次のような一節を引用させて頂いたのですが・・・ パールの息子であるプロサント・パール。東条英機をはじめとする日戦争指導者を美化する映画『プライド』が彼の「心を傷つけ、憤らせている」とインドの新聞「インディアン・エクスプレス」は報じた。 「父が渾身の力を振りしぼってまとめ上げた判決書を、自分の政治的立場を補完する材料として利用しようとする者への怒りは、きわめて厳しかった」 これについて、きち@石根さんが上記で出てくる新聞「インディアン・エクスプレス」の原文とその日語訳を提示して、中島岳志氏

  • 身につけたい「メディアリテラシー」:考察NIPPON

    先日、ネットでニュースを見ていたら、思わず笑ってしまうページがありました。 世論調査「日は美しい」は10% - goo ニュース (キャッシュはこちら) ←画面もキャプチャしておきました。 (クリックすると拡大しますが、ちょっと見づらいかも) 内閣府の「「美しい国づくりに関する特別世論調査」の概要(PDF)」の発表を受けた報道なのですが、同一のソースでもそれを伝えるメディアによってこんなにも印象が違う2つの見出しが、見事に並んでいるところがおかしかったわけです。 「日は美しい」は1割強 内閣府の世論調査(共同通信) → キャッシュ 「日は美しい」53%(産経新聞) → キャッシュ どうしてこのような差になるのかは、記事内容を読み比べれば簡単にわかるのですが、ネットのおかげで各紙を簡単に比べられるようになり、このような印象操作が行われていることが広く知られるようになったと思います。この

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