最近,プロトタイプとか含めて,どんなソフトをみてもドキドキしなくなった.僕は歳を取ったんだろうか.いや,まぁ実際のところ歳は取ってるんだけど,それはそれとしてソフトの世界そのものがいたく停滞している気がする.理由はいろいろあるんだけど,結局のところ複雑なものを駄目押ししても世界は変わらないってことなんだろうな. 扱える情報量や情報の経路は確かに増えたけれども,利用者にとっては「何をやりたいか」が重要であって「どうやるのか」は重要ではないのだ.けれども汎用を指向する製品では,なかなかズバっと目的指向のUIを提供することはできない. PCを中心とした水平分業のエコシステムは,市場拡大と競争促進によるハードの低価格化,プログラミングの民主化という重要な社会変革を促したが,できることが複雑になり過ぎたにも関わらず従来の水平分業に固執したことで,最終製品の操作系は複雑になり過ぎてしまった. 最近にな