6月1日、改正道交法の違法駐車取り締まり強化が施行された。今回の改正道交法では、「民間の駐車監視員制度の導入」「短時間の駐車でも取り締まり対象にする」「使用者が反則金を納付しない場合には所有者に違反金納付義務が生ずる」といった取り締まり強化が行われている。警察庁では、これらの違法駐車取り締まり強化によって、違法駐車の取り締まり数を従来の2~3倍にすることを目指している。 この違法駐車取り締まり強化の影響は、携帯電話業界にも現れている。特に需要が大きいのが、コインパーキングなど駐車場の場所や満車空車情報の検索サービスで、6月1日にはKDDIの「EZナビウォーク」も正式対応した(5月31日の記事参照)。駐車場関連情報は、以前からホンダの「インターナビ」などテレマティクス分野でも対応していたが、今後、カーナビでの対応も進んでいくだろう。 またキャリアのビジネスでは、満車空車情報の取得のために駐車