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ブックマーク / davidtakeuchi.typepad.com (14)

  • Web2.0 Startupはニッチを狙う

    Read/Write Webから。「6 Startup Lessons For The Year 2007」。競争が激しいこともあり、Web2.0 Startupがより細分化されたニッチマーケットを狙うトレンドあり、との記事。Player側が考えるべきポイントを6つほど列挙している。 1. Divide and Conquer, Differentiate or Die: 2. Generally Speaking, the Smaller the Niche, the More Loyal the Users Become. 3. Focus: 4. No Small Market is Small Enough: 5. Mind Numbingly Simple: 6. Bubble Burps: 特段奇抜なことは書いていないが、各主張をまとめると以下のような感じ。 特定のカテゴリを征

    Web2.0 Startupはニッチを狙う
    dodolaby
    dodolaby 2007/02/25
    「新しいカテゴリ」を打ちたて、そこで「信奉者」を掴み、「必要とされている機能をピンポイント」で提供し、「GUIは出来るだけシンプルに」
  • 初心忘れるべからず / Four Seasons HotelがPalo AltoにOpen

    先週、Four Seasons HotelがPalo AltoにOpenした。(正確にはEast Palo Alto。Hwy101のPalo Alto Exitすぐそば。San Francisco空港からだと、20~30分くらいか。)Four Seasons好きとしては早速チェックせねばということで、家内と早速昨日土曜にランチに行ってみる。 ホテルはやや小ぶりなるも、内装や雰囲気はやはりFour Seasons。センス良く、落ち着いた雰囲気で好感が持てる。Openしてまだ3~4日ということで、調度品も何もかも新しく気持ちが良い。レストランはイタリアン中心のメニュー。 訪れてみて印象的だったのは、ドアマン・フロント・レストラン従業員や果ては支配人まで、Openしたばかりのホテル特有の緊張感というか高揚といったものが感じられる点。皆が一生懸命Operationに集中していて、客の動きに目を配り

    初心忘れるべからず / Four Seasons HotelがPalo AltoにOpen
    dodolaby
    dodolaby 2006/02/06
    初心に帰りたかったら、Openしたばかりのホテルに行ってみるといい。可能性に満ち溢れた人々の熱気に感化されること請け合いである
  • シリコンバレーで働きやすい会社ベスト9

    種々立て込んでおり、エントリの感覚が開き気味である。今日は3連休の最終日。 さて、ちょっと古いが、10日のSan Jose MercuryのBusiness欄記事トップに、シリコンバレーで働きやすい会社リストが載っていたので紹介したい。 元ネタはFortune Magazineが選ぶ2005年の働きやすい会社ベスト100( The 100 Best Companies to Work For )。そのリストに載っている会社の中から、シリコンバレー企業をピックアップして上からランキングしたのがSan Jose Mercuryの記事。なので、ベスト10ではなくベスト9と中途半端な数字になっている。 Fortuneの調査対象は1500社。1社あたり従業員400人へ、57の質問を実施。ランキングの得点の3分の2は、この従業員調査で計算。残りの3分の1は、Fortune独自の調査で得点化。 以下リス

  • Dave's Blog: プレゼン資料作りにあたっての10/20/30の法則

    Guy KawasakiのBlogで、プレゼン資料の作り方&プレゼンの仕方についてエントリあり。( こちら ) Guy KawasakiはAppleの創業時からのメンバーの一人で、現在はGarage Technology VenturesのManaging Director。(Bio詳細は、こちらやこちら参照。) エントリ中、プレゼンの10/20/30の法則を提唱。この10と20と30の意味は、以下の通り。 10: プレゼン資料は「10枚」構成にすべし。 20: プレゼン時間は「20分」で終わらせるべし。 30: プレゼン資料に「30ポイント」以下の小さなフォントは使うな。 以下詳細。 10: プレゼン資料は「10枚」構成にすべし。 Ten is the optimal number of slides in a PowerPoint presentation because a norm

  • YahooがAIの専門家受け入れ

    CNETの記事から。「Yahoo hires DARPA director to head research」 昨日書いた通り、Web系サービスの進化にはAI的アプローチと人間系のハイブリッドが当面主流と思う。網羅性は機械が頑張り、Contextの汲み取りに人間系の認知プロセスを援用する。そしてこれも昨日書いたが、次のステップとして機械にContextを汲み取らせる為に、1)ドメイン知識を踏まえた処理、2)検索等の情報要求の背景や当該要求前後のワークフローを取り込んだ処理がTryされると思う。 いずれもAI的なアプローチであり、YahooのResearch HeadにAIの専門家がつく、というのは(具体的な直近の仕事の内容は無論知らないが)自然な流れとして受け止められる。 ちなみに当方は、大学院時代に「システム開発の要件分析を形式化する」テーマに取り組んでいた。要求仕様をより形式的な仕様言

    dodolaby
    dodolaby 2005/12/20
    情報のContextを汲み取ってタグ付けや検索を行う処理系は、問題空間をある程度区切れるVerticalな分野から出てくるだろうし、且つタグ付けや検索処理単体ではなく、その前後の情報処理サービスとセットで提供されるだろう
  • GoogleのRiya買収は流れた模様

    画像認識技術を応用して「写真の自動タグ付け(写真の中の顔を判定して写真に人の名前等のタグを自動で付ける)技術」保有VBのRiya(Ojos, 10月末のPostで取り上げた)をGoogleMicrosoftが買収するかも、という噂がここシリコンバレーで1ヶ月ずっと出回っていたが、CEOBlogに当面同社はIndependentで行くとポストがあり、どうやら買収話は流れたようだ。 関連Blogポスト、Tech Churchのこれとか、Jeff Clavierのこれとか。 が、いずれにしても、この手の「認知」系のベンチャーは大変気になる存在である。 いずれ時間を作って熟考&書きたいと思っているが、このベンチャーがTryしているような「情報へのタグ付けを自動化する方向」は、当該情報の特徴点(文章であれば頻出単語等、画像であれば顔データ等)の抽出を皮切りに、次にContextの汲み取りのTry

    dodolaby
    dodolaby 2005/12/20
    当面タグ検索は人力と機械がContextを汲み取ってタグ付けるハイブリッド/Contextを汲み取るにはエンジンだけではなくデータの蓄積がいる/「何故検索するのか」という情報が必須/WhatからWhyを読み取り表示する仕組みに注目
  • YahooとSix ApartがBlog Hostingで提携

    数日前のネタだが、昨日書いたdedel.icio.usのサービスが落ちてた件と、11月頭前後のTypePadが落ちた件との絡みでこの提携話を思い出した。 10月末のブログでも書いたが、問題はこれら新興サービス企業のインフラが脆弱である、という点ではなく、そもそもこれら新興企業がデータセンターインフラ部分まで自社でtake careしなければならない点が問題。ある意味、これってレストラン経営者自身が店の配電盤の基盤にハンダゴテを当てて修理しているようなものである。 YahooとSix ApartのBlog Hostingの提携話は、1つは屋に専念する、という所に今後収束して行く過程の1出来事と捉えられないか。今週San Franciscoで開かれていたSyndicate Conferenceで、Yahooの人間がこのSix Apartとの提携に関して「Yahooはアプリホスティング能力

    dodolaby
    dodolaby 2005/12/17
    問題はこれら新興サービス企業のインフラが脆弱である、という点ではなく、そもそもこれら新興企業がデータセンターインフラ部分まで自社でtake careしなければならない点が問題。/「餅は餅屋」
  • 低いバーンレートも考えもの

    最近、某起業家数名から続けて同じような話を聞かされて気になったので書いてみたい。 何が気になったのかと言うと、彼らの事業運営コストに対する認識である。いずれも極端なLean Burn(事業運営コストを極小に抑えること)を強調する。特にインターネットサービス系のStartupの世界では、ある意味Lean Burnは流行りである。「走りながら考える」系の事業モデルでは、Burn RateをStrictにコントロールすることは大事でもあるし、インターネットサービス系の事業運営コストが下がってきていることは、ブログでも大分前から何度も指摘して来た。が、場合によっては、余りにも低いBurn Rateを強調するあまり、事業アイディアが来持っている潜在成長力や成長速度を存分に引き出せないPlanになってはいないか。 より客観的な事実(というか制約条件)として、事業の正しい成長速度というのはたぶんある

  • VCに見て貰えるビジネスプランの書き方

    BessemerのDavid CowanのBlogに、(VCにとって)良いビジネスプランの書き方説明がある。("How To NOT Write A Business Plan")日々時間に追われながら数多くのビジネスプランを目にする立場にいる者として、このエントリには共感する部分が多い。 Bessemerは老舗一流VCの1つ。最近だとSkypeの創業期に投資して当てている。(同社については11月14日のエントリで、「Anti-Portfolio」という面白いページをご紹介した。) 以下要約&意訳。 But my advice is to never send a document like that to a VC. 「VCには(分厚い網羅的なビジネスプランの)ドキュメントを送らないように、というのが当方のアドバイス。」 Keep in mind that you are not alo

  • Web2.0を議論する時の心構え

    到着。10時間のフライトは疲れる。 成田に向かう機中、シューベルトのCello Sonata、ドヴォルザークのCello Concert、ブラームスのSymphony2番・3番とはしごする。 音楽はいい。聞くのもいいが、演奏するのはもっといい。何がいいって、自分で閉じる。楽器を練習すれば、した分だけうまくなる。さぼると、さぼった分だけ下手になる。わかり易い。現実社会はそうは行かない。頑張っても駄目な時は駄目。(余談だが、この「努力」と「結果」が直接リンクしない部分から発生するストレスをどうマネジメントするか、というのが楽しく生きる為のコツだと思う。) さて、練習する時、どういう音を出したいのか、楽曲をどう解釈してどういう情感を込めたいのか、自分の中にはイメージがある。楽器を練習することは、そのイメージを実際に自らの手で実現する為の鍛錬である。逆に言えば、自分の中に「どうしたいのか」とい

  • GoogleがVCの競合になる日(その2)

    少し日が開いてしまったが、11日のエントリの続き。VCが大手テクノロジー企業・ポータルとのStartupの取り合い状況下でどのような対策を取るべきか、という話。 先日ご紹介したPaul GrahamのHPには、まずはVCがSOX法をより「loose」にするようロビー活動すべしとあるが、これは置いておいて、もう1つの論点がより興味をひく。 My second suggestion will seem shocking to VCs: let founders cash out partially in the Series A round. At the moment, when VCs invest in a startup, all the stock they get is newly issued and all the money goes to the company. They

  • GoogleがVCの競合になる日(その1)

    Paul GrahamのHPに面白いエントリが(THE VENTURE CAPITAL SQUEEZE)。ベンチャーキャピタルが4方向からSqueezeされている、というVCとしてはあまり有難くない話。 4方向の力とは、「カネ余り」、「Startupが以前ほどカネを必要としていないという事実」、「SOX法等の影響でIPOが以前より困難になったという状況」、そして「大手のM&AとVCのFinanceが競合状態になって来た」という話。 要は、「投資しなければならない資金がだぶついている状況」で、「Startupが以前ほど資金を必要としなくなっている」上に、「IPO市場が狭まりVCとしてのExit機会が減少している」状況。そしてさらに、「若い会社に大手ポータルが買収意欲を示していて、VCから見ると競合先になっている」という状態である。 1~3番目の論点は時々Blog上でも触れているが、4番目の

  • Board Meetingでは「問題」をえぐり出そう

    武田薬品工業会長武田氏の「落ちこぼれ タケダを変える」を読む。同氏は同社元社長の三男であり、兄の長男が家督を継ぐことが決まっていたも長男が急逝。 書からイメージされたのは、90年代初頭の武田薬品工業に対して筆者が持っていた、強烈な危機感である。同氏は社長就任後、多角化路線から業回帰に大きく舵を切って、同社を国内では圧倒的No1の高収益企業に育て上げた。その目は日を離れ、世界を見ている。人間「いよいよ」とならないと抜的な対策には打って出ないのが通常。問題が顕在化する前に手を打ち、今あるものを壊すことも厭わずに問題自体を「えぐり出す」。これは言うのは簡単でも、実際にやるとなるとなかなか手が出ないのが通常である。 色々なベンチャー企業の取締役会に出席して来て、この「えぐり出し」が出来るBoard Memberというのは実はそんなに多くないとの感覚がある。逆に、いわゆる「一流」といわれるV

  • 目的合理的な思考がイノベーションを生む

    シリコンバレーは今日は曇りのち雨で、肌寒い。完全に雨季が始まったようだ。これから3月迄、当地は雨模様の天気が続く。 さて、サイボウズ・ラボの秋元様よりトラックバックを頂いた。新たなソフトウェアの考案・設計にあたって現実社会のメタファから脱却する必要性は、まさにご指摘の通りだと思う。当方も10月27日のエントリでちょっと触れたが、アプリケーションの設計にあたって現実社会のメタファの呪縛から思考を如何に解き放つかが、イノベーションの要だと思う。目的合理的に思考することがポイントだろう。 ソフトウェアによって、誰の生産性をどうやって向上させたいのか。新たな技術は何を可能にするのか。情報をやりとりして何らかの業務のゴールを達成する、という質は技術がどうなろうと存在し続ける。現状から思考を始めるのではなく、業務のゴールを世の中としてより効率的且つ合理的に達成する手段はどうあるべきか、という順番で思

    dodolaby
    dodolaby 2005/11/15
    ベンチャーの事業計画とは、世の中への新たな提案であり、いわば「未来からの調査報告書」であるべきだ
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