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教育と歴史に関するdosequisのブックマーク (3)

  • みなさんの敵はだれですか - 虚構の皇国

    岡山県教育会編纂『ナツノクラシ』昭和17年7月刊 なかなか戦時下の夏休み宿題帳は手に入らないのですが、ひさびさに面白いものが見つかったのでアップします。 表紙はめちゃくちゃ版ズレしていてじっと見ていると酔いそうです。南の島の「土人」が日の丸を振って日の兵隊さんを迎えている模様ですが、右隣に学帽をかぶった男の子とおかっぱの女の子が配されています。このように配置されることでこれを見る子どもが、画面に共感する度合いを高めることを計算されているように思えます。 この「ナツノクラシ」は国民学校初等科一年用。まだ一年生なので、こんな記述もありますね。 「勉強兵隊」と呼ばれちゃう子どもというのもかなり可哀想ですが、肝心の「勉強兵隊」が夏休み中に時に気をつけることは「アマエヌヤウニ」なのが可笑しい。 かなり直截な質問と答えですが、せっかく地図にオーストラリアが載っているのに、この子は華麗にスルーしていま

    みなさんの敵はだれですか - 虚構の皇国
    dosequis
    dosequis 2009/01/29
    美しい国だなぁ。1年生が「アマエヌヤウニ」とか書いてるところを想像するともういけません。
  • 寺子屋教育に果たした僧侶の役割

    1 寺子屋で読み・書き・そろばんを習う 歴史は権力者の手で創られる。記録に残されたものは圧倒的に体制派のもの、支配者の目から見た歴史である。江戸時代に幕藩体制が確立し、士農工商の身分制度ができた。「士」の武士については記録がある、「工」の職人、「商」の商人も町の住民、庶民として記録が残っている。しかし被支配者の農民については全国民の8割以上占めていたにもかかわらず、農民の実情を農民の目で記録したのは少ない。庄屋とか豪農の記録はあるが小作農、水呑百姓の記録はあまりない。 私事だが祖父は明治初期の生まれ、8人兄弟の長男、成人したのは弟三人、妹一人。弟2人は東京へ奉公、妹は京都へ奉公にあがる、弟が百姓を継ぎ、祖父は近くの町に出る。祖父と弟妹は村の寺子屋に通った、あまり真面目ではなかったらしい。しかし祖父と弟妹は難しい漢字を読み書きでき、算盤もできる。終戦後の「当用漢字・現代かな使い」で最低限の漢

    dosequis
    dosequis 2008/10/16
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  • 教委主催の講演会に行ったら、講師が「つくる会」だった件。

    前書きほぼ記事タイトル通りの出来事があったので思わず匿名ダイアリー。 (厳密には、八木氏はかつてはつくる会の会長だったが、今はつくる会とは無関係) 書くの初めてなので、読み難ければ申し訳ない。 先に書いておきますと、私は公立校勤務です。 で、私が勤務する地域では、「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書を採択しています。 この教育講演会(教職員一斉研修会)は、教委が主催したもので、基的に地区内の全職員(学校事務職員も含む)が参加しました。 講師は八木秀次氏(日教育再生機構理事長)。 恥ずかしながら、誰だか知らなかったんですが。 忍び寄る何か開会前、もらったレジュメを読んでいると、最初に出てきたトピックが “「不当な支配」の主体の転換” という内容。 旧教育法の、 「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである(旧第十条)」 という規定

    教委主催の講演会に行ったら、講師が「つくる会」だった件。
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