小学生の時に、そろばんの珠を頭の中で自在に操作することに限界を感じた時から、ずーっとこの手の「頭の中で仮定して地図を描き、動かしながら修正を加えていく」作業が苦手だというトラウマができた気がする。実際にも、上手になったようなことは一度もないし、やっぱり無理なんだろうなと言葉ではいうものの、絶対無理なんだよと心の中で確信している。 そういうことを0.01づつでも、ひるがえして現実のことにしたい、という意味で往生際が悪いし、未練がましい。それが実は粘りであり、個性であり、Gritということなのかもしれない。 いずれにしても、自分で何度やってもだめだったことだけれど、一生あきらめきれないことは、ブリッジを上達することなんだと思う。だから今も前進は見えないが、じたばたとあがき、誰がなんといおうとまわりがどうあろうと、これだけは自分の中の種として、育てなければ私自身が自分じゃなくなる、くらいの気持ち