古代ローマの都市ポンペイの海中で収集されたものと同じ16点の土器が、ギリシャのデロス島沿岸の浅瀬で発見された。
フリーズドライ商品「山田錦みそポン」を、山田錦の館(兵庫県三木市吉川町吉安)で酒米の山田錦と丹波黒大豆を使ったみそを製造、販売している「彩雲みそ加工グループ」が作った。お湯を注ぐだけで、みそ汁を手軽に味わえる。国産野菜を使い、添加物を入れないなど品質にもこだわった。 同グループは地元の女性ら5人でつくり、山田錦みそ造りや新商品開発、みそ造り教室などに取り組む。 2012年、かつお節といりこ、みそとワカメを混ぜ、オーブンで焼いた固形状の「みそポン」を開発した。お湯を掛けるだけで飲めると人気を集めた。一方で、溶け残りができる▽賞味期限が短い▽具を入れられない-など改善すべき点もあった。 三田市にフリーズドライの会社があると知り、試作を経て委託を決めた。多くの人に愛されるように、だしは昆布とカツオに変え、ニンジンや白菜、ネギといった具材をふんだんに入れた。賞味期限も延びた。同グループ代表の松原房
がれきの中、口を引き結んで水を運ぶ少年。東日本大震災の直後に撮られた報道写真を、俳優の高倉健さんは台本に貼り付けていた。そのことを人づてに聞いた少年が手紙を出し、高倉さんとの交流が始まった。励ましの手紙を受け取った少年は「頑張るから見てて」と、前向きに生きていくことを天国の高倉さんにあらためて誓っている。 少年は宮城県気仙沼市の中学2年松本魁翔君(14)。津波で流された船で自宅が壊され、母、姉、妹と今も仮設住宅で暮らす。写真は、当時10歳の魁翔君が断水の続く中、井戸まで何往復もして大きなペットボトルに生活用水を運んでいたときに撮影された。母子家庭で「男手が足りないから」と自らがれきの中を歩いた。 初めて手紙を出し、返事が届いたのは中学校入学直前の昨年4月初め。「常に被災地を忘れないことを心に刻もうと(映画の)撮影にのぞんでいました」「遠くからですが貴方の成長を見守っています」と温かい言葉が
川崎汽船は11月26日、運航する自動車運搬船「MICHIGAN HIGHWAY」が11月13日イタリアのリボルノ港へ向け大西洋を航行中、MRCC Delgadaから舵の故障したヨット「Hunter」の乗組員の救助協力要請を受け、現場に急行し、ヨットの全乗組員4人を収容したと発表した。 <MICHIGAN HIGHWAYの救助を待つHUNTERの乗組員> 救助されたヨットの乗組員は全員無事で、11月20日イタリアのリボルノ港で下船した。 ■MICHIGAN HIGHWAY概要 船長:Capt. Ognyan Stanakiev Nikolov 船籍:パナマ 船員:23人(船長含む、国籍:ブルガリア、フィリピン) 総トン数:5万6951トン 船種:自動車運搬船
近畿大と豊田通商は26日、完全養殖クロマグロの生産量を2020年に現在の年80トンから約3倍の240トン(約6000匹)に増やすと発表した。 近畿大が飼育のノウハウを提供し、豊田通商が生産量を増やして国内外で販売する。 「近大マグロ」ブランドで出荷する。クロマグロの完全養殖は、近畿大が02年に世界で初めて成功。両者は10年に提携した。今後は、長崎県五島市で養殖用のいけすを拡大し、生産量を増やす方針だ。 クロマグロを巡っては、国際機関が今月、太平洋産を絶滅危惧種に指定するなど、資源の減少への懸念が高まっている。一方で中国など新興国での需要は増えており、両者は安定供給につなげたい考えだ。
近畿大学は26日、豊田通商が養殖したクロマグロを「近大マグロ」に認定したと発表した。近畿大の指導で生産した養殖クロマグロが高品質で、直営店の評価も高かったという。統一ロゴでブランド展開する。近畿大以外の施設で養殖されたクロマグロを「近大マグロ」に認定するのは初めて。 クロマグロをめぐっては今年9月の国際会議で幼魚の漁獲枠を15年から過去の実績の半分で合意した。豊田通商の三浦芳樹・食料本部本部長は「事業を通じて食文化を守り天然資源保護に貢献したい」と強調した。 豊田通商と近畿大は2010年から五島市で全長5センチ程度の稚魚を5倍程度の幼魚に育てる中間養殖を開始。今年7月には卵から稚魚に育てる事業にも乗り出すことを決めた。 今後は漁場の選定から近畿大の技術指導で中間養殖から成魚までの育成に本格参入し、卵からの一貫生産事業化を目指す。 近大マグロは20年には現在の約3倍の6000尾、240トンの
救助艦「統営」が慶南巨済市の大宇造船海洋特殊船建造埠頭で、カバーを被されたまま2年以上も停泊している。音響探知装備ソナーの性能が基準を下回り、防衛事業庁と海軍が引き取りを拒否した状態だ。 最近、私は厄介者だ。有名になってはいるが、名乗るのが負担だ。私の名前は「統営(トンヨン)」。 海で漂流したり沈んだ友人(艦艇・人)を救助するために慶尚南道巨済市玉浦洞の造船所で生まれた。へその緒を切る2012年9月の進水式の時はくす玉が割られた。「韓国哨戒艦『天安』爆沈事件当時(2010年)あれほど必要だった先端名品がようやく誕生した」という喝采があふれた。1兆ウォン(約1000億円)ほどする友人のイージスに比べると体も小さく値(1590億ウォン)も安いが、海軍は私を救世主だと称えた。目には最先端音波探知機(ソナー)を付け、体には水深3000メートルでも作業が可能な水中無人探知ロボット(ROV)もある。さ
東日本大震災時に300もの基地局が倒壊したというソフトバンクモバイル。同社は災害からの無線ネットワークの迅速な復旧を図るために、2011年4月に「気球プロジェクト」を立ち上げ、2013年4月には全国主要拠点に10システムを配置するなど実運用体制を築いてきた(関連記事:ソフトバンクが気球活用の無線中継局、災害対策用途で年内に10機配備)。 同社が開発した“気球基地局”システムは、親機として地上に配置する中継元基地局と、気球に載せた無線中継局(いわゆるリピーター)で構成する。親機とリピーター間は3.3GHz帯の周波数帯を使って無線通信し、電源は地上から有線ケーブルを使って気球上のリピーターに供給する。 気球基地局システムの特徴は短時間でエリアを復旧できる点、そして通常の鉄塔型基地局と比べて広範囲なエリアを構成できる点だ。設営時間は半日程度で完了するほか、気球は高度100メートルほどの高さまで上
第28回よこはま国際ちびっこ駅伝大会の参加者を募集。日産スタジアムで2019年2月16日開催。登録受付は1月9日まで
後に目がおかしい理由が分かった。防衛事業庁が買った ソナーに問題があった。水中無人探知ロボットも同じだった。恥ずかしくて生きていけない。魚を獲る漁船に付けるものを先端救助艦の私に付けるとは。それを何倍も高い値段で買ってきたというのだからあきれる。 この目を付けた人たちは今、検察に呼ばれて調査を受けている。さらに朴槿恵(パク・クネ)大統領まで動いて私をこのようにした人たちを叱れと言った。私のために今、世の中が騒々しい。検察、警察、国税庁、国家情報院、監査院、軍、金融監督院。なんと7つの政府機関が参加する合同捜査団まで設置された。 私が悪いわけではない。私は今すぐにでも海上を駆け回りたい。ところが人々は「問題児を連れて行ってどこに使うのか」と話す。よく考えると、片目を除けば十分に働ける。 最近、巨済造船所は私にとって温かい故郷ではなくトゲの座布団だ。下宿代(遅滞金)は980億ウォン(約100億
2012年に入社。商品のかまぼこやはんぺんを使った料理メニューを考えて、会社のホームページなどで公表したり、おせち料理をお重に盛り付ける講習会の講師を務めたりする仕事を担当。自社商品のPRも兼ねて消費者に食の情報を発信する「クッキングコミュニケーター」と呼ばれている。 1年目は先輩の仕事を見て、覚えることばかり。毎日ノートを片手にメモをしていた。「自分が盛り付けた料理の写真が初めてチラシに載ったときの喜びは今でも忘れられません」と振り返る。一方、「お酒に合うメニュー」の開発で自身の案が不採用になったこともあった。「ふだんカクテルしか飲まず、ビールや焼酎、日本酒に合うメニューが考えられませんでした」。以来、食べたことがない料理にも挑戦し、日本酒などもたしなむようになった。料理教室に通い教え方を参考にしたり、メニュー提案のヒントを探ったりもして食の知識の幅を広げていった。 上司の鎌田一彦さん(
本来は北海道の現地に行かないとなかなか食べられない旬の水産物がバラエティに揃っています。 送料込みの表示なので価格が明快。発送期間は品物や注文した場所によって異なりますが、北海道以外はおおよよそ翌々日の予定となっています。 『LINE MALL』から契約を結んだ生産者から直接品物が送られる『LINE マルシェ』では、小売りを介していないぶんオトクでかつ食品の鮮度も期待できます。スマホでポチって海の幸がスムーズに買えるなんて……。 ほかにも真鱈や煮タコ、ニシンなど今が旬の食材を集めた『LINE マルシェ』は見ているだけでもヨダレが出てきそうなのです。 ■関連サイト LINE MALL(ラインモール)-LINE公式/誰でも簡単に売ったり買ったりできるショッピングアプリ 関連記事 あなたのLINEもありの~ままで~ 待望のアナ雪の着せかえ登場 グチに見せかけたノロケなんざ聞かねーぞ「独身OLのす
ウナギ養殖 移転へ本腰 自治体や大学と協力 シーガーランド 2014/11/26 (2014/11/28 13:47:02更新) 中部ジャワ州ソロでウナギの「ビカラー種」をシラスから成魚まで養殖する日系のシーガーランド・ウナギ・ジャヤ(SUJ)は地元自治体や大学などと協力し、インドネシアへのウナギ養殖技術の本格的な移転に乗り出す。インドネシア側は、資源が豊富だが、養殖が難しくリスクが高いウナギを一大産業に育てたい考えだ。 SUJはこれまでに中部ジャワ州スマラン県と東ジャワ州ブリタル県、スブラス・マレット大学と協力の覚書を結んだ。今後西ジャワ州スカブミ県と国営通信テルコムとも協力する方針。 同社などによると、協力は大規模な養殖池を造ってSUJが技術供与し、地元業者が養殖する形を想定している。最終的に日本へ輸出する。 SUJとしては自治体と協力しながら地域に根ざすことで存在感を高めることができ
兵庫県北部の香美町で26日朝、足や甲羅の一部が白い珍しいズワイガニが水揚げされ、通常のかにと並べると縁起のいい紅白の組み合わせになるとして話題になっています。 白いかにが水揚げされたのは兵庫県香美町の香住漁港で、26日朝、地元の漁業者が網にかかっているのを見つけました。 体長58センチ、重さおよそ1キロのズワイガニで、長い足や甲羅の一部が白くなっています。 神戸市の須磨海浜水族園によりますと、白くなっているのは突然変異の影響とみられ、敵の目につきやすいため大きくなるまで育つのは珍しいということです。 このかにを競り落とした海産物を販売する店の山田直弘店長は、「30年以上、かにを見てきましたが、白いかには初めてです。通常のかにと並べると縁起がいい紅白になり、何かいいことがある気がします」と話しています。
サーモンの価格高騰、各地で悲鳴 値上がりには意外な理由も フジテレビ系(FNN) 11月25日(火)22時32分配信 早くて、安くておいしいといえば、回転ずし。 その人気ランキングで、3位のハマチ、2位のマグロを抑えて、一番人気なのがサーモン。 このサーモンの価格が高騰して、各地で悲鳴が上がっている。 冬本番、寒い時期にぴったりのものといえば、お鍋。 「それゆけ! 鮭ヤロー!」は、世界中からおいしいサケを集め、さまざまなオリジナル料理を提供するサケの専門店。 お手ごろ価格で、美味。 サケやマスなどのサーモンは、おすしでも人気のメニュー。 客は、「おいしいです」、「そんなに高くないから、いつでも食べられる」などと話した。 ある調査によると、サーモンは回転ずしで、「普段多く食べるネタ」の堂々第1位。 さらに、「『値上がりはごめんだ』と思うネタ」でも1位に選ばれている。 しか
「冷たくておいしくない」と不評で食べ残しが問題になっている大阪市立中学校の給食について、橋下徹市長と市教育委員らが25日、生徒が「ふりかけ」を使うことを認めるかどうかをめぐり、熱い議論を交わした。塩分量など栄養バランスを重視して認めないか、ご飯を食べさせる切り札にするか。橋下市長は「校長の裁量に委ねるべきだ」としたが、約10分の議論でも結論は出なかった。 ■「ふりかけダメ?」、市教委「塩分が多すぎ…」 「ご飯を残す子が多くて…。ふりかけがあれば食べるかもしれない」。教育課題について話し合う会合で中学校教諭がこう発言すると、橋下市長は驚いた様子で反応した。 「ふりかけはダメなんですか」 同市の中学校給食は弁当を配達するデリバリー方式を採用しているが、特におかずが「冷たい」「おいしくない」と不評で、食べ残す生徒が約7割に上る。そこで切り札として浮上してきたのが、ふりかけだ。 ただ給食は国の栄養
ニホンウナギの減少が懸念されるなか、日本向けの輸出が増えているインドネシア産のウナギの資源管理について話し合う初めてのシンポジウムがジャカルタで開かれ、稚魚の乱獲を防ぐため、漁獲規制を設けるなどの対策を急ぐべきだといった意見が相次ぎました。 ことし6月にニホンウナギが国際的な自然保護団体によって絶滅危惧種に指定され、資源の枯渇が懸念されるなか、インドネシアでは、東南アジアに広く生息する「ビカーラ種」と呼ばれるウナギの養殖やかば焼きなどの加工業が近年、盛んになり、その多くが日本に輸出されています。 インドネシア政府とJICA=国際協力機構は、ビカーラ種のウナギの資源管理について話し合う初めてのシンポジウムを25日、首都ジャカルタで開き、日本とインドネシアの専門家や養殖業者など100人余りが参加しました。 シンポジウムでは、地元の研究者などから乱獲によってウナギの稚魚が以前のように捕れなくなっ
中土佐町民交流会館多目的ホールで11月22日・23日、来年春より全国の劇場で公開を予定している実写版「土佐の一本釣り」の先行上映会が開催された。 原作漫画「土佐の一本釣り」 1975(昭和50)年から1986(昭和61)年にかけ「ビッグコミック」(小学館)で連載された同作品は高知県出身の漫画家「青柳裕介」さんによって描かれた漫画「土佐の一本釣り」が原作となっている。1980(昭和55)年に初めて映画化され、34年ぶりに「平成、土佐の一本釣り」としてリメーク。中土佐町久礼を舞台に主人公の純平と幼なじみの八千代を中心に、2人を取り巻く家族や漁師町の人々の交流、純平がカツオ漁師を志すことを決意するまでのストーリーが漁師町の美しい風景と共に丁寧に描かれている。 舞台あいさつで、青柳プロダクション社長の吉村領さんは「地元の方たちに見てもらいたくて開催した上映会なので、知っている人や自分が映ったら『オ
ブルボンのうどんから作ったスナック「こんがりうどん和風だし醤油味」 ゆでたうどんを使い、同社独自の製法でじっくり時間をかけ、きつね色になるまで揚げた。かつおだしの利いたしょうゆ味のうどんをイメージし、静岡県焼津産のかつお節を使用し風味豊かな味わいに仕上げた。パッケージデザインはうどん店ののれんをイメージ。サクサクとした軽い食感で、内容量は30グラム。 《税別130円。販売中》
日本国内では携帯電話・スマートフォン(スマホ)が全くの圏外になる場所は非常に少なくなっている。山間部でも、例えば富士山では登山道でのカバレッジが確保されており、登山時期にはLTEも利用できる。 狭い場所にユーザーが集中するようなイベントでは、各キャリアが基地局車を動員してカバレッジを確保する例は多数見られる。 一方、海外では日本ほどきめ細かくカバレッジが確保されているとは限らない。特に登山やトレッキングの際はスマホを当てにできない場合が多い。従来、山間部での連絡手段はトランシーバーが使われてきたが、山登りの装備は重量を極力減らしたいものだ。 このような場面でのユニークな解決案の一つとして注目されているのが、圏外の場所でも仲間とスマホで連絡を取れるようにする「goTenna(ゴーテナ)」というデバイスだ。 ■ニューヨークのベンチャーが開発 goTennaは、米ニューヨークのベンチャー企業・g
地元特産のメカジキについて子どもたちに知ってもらおうと、気仙沼市の小学校で漁師を招いて食育の授業が行われました。 授業が行われたのは気仙沼市の面瀬小学校で、海面を泳ぐ魚をもりで突く「突きん棒漁」と呼ばれる伝統の漁法でメカジキをとっている漁師、小野寺庄一さん(39)が講師として招かれました。 26日は、小学5年生の児童、およそ60人が参加して小野寺さんから漁師の仕事について学びました。 このなかで小野寺さんが▽メカジキの重さは大きいもので300キロ以上あることや、▽魚を突くためのもりの先端は、電気が流れていることなどを説明すると、子どもたちは驚いた様子でメモをとっていました。 また、子どもたちは小野寺さんに「メカジキは1日に何匹くらいとれるのですか」とか、「何時から仕事を始めるのですか」などと熱心に質問していました。 参加した女の子は、「魚はとても大切で、漁師さんは命がけで魚をとっているんだ
岩手・戦争を記録する会(斉藤三郎代表)主催の学習会「山田町の戦争を知るつどい」は24日、同町八幡町の町中央コミュニティセンターなどで開かれ、町内外の約20人が町内に残る水上飛行機の斜路(滑走台)跡などを巡り、歴史に理解を深めた。斜路跡は震災による地盤沈下の影響を受けており、同会は来年の戦後70年に向け、戦争遺跡の調査・保存要望活動にさらに力を入れる。 同町大沢地区には、米軍潜水艦の侵入や襲撃の警戒を主な任務としていた「九〇三航空隊」の基地が置かれ、現在も関連遺跡が残っている。同日は同航空隊の斜路跡や防空壕(ごう)など4カ所を見学した。 斜路跡は水上飛行機を海から上げ下ろしするために造られたもの。東日本大震災前は干潮時に傾斜約20度、幅約20メートルのコンクリート斜面が確認できた。しかし震災で地盤が約30センチ沈下したため、現在は干潮時も海中に沈んでいる状態だ。 海中の斜路跡を見た斉藤代表(
全国漁港漁場協会主催の第13回海・川の名人選考で、伊原間の平良正一さんが選ばれた。漁業歴約70年で、今年の名人は全国で19人という▼漁業従事者の中には、優れた能力を持つ人がいる。長年の経験で天気を正確に当てたり、マングローブに止まるサギを見て、大漁かどうかを予測する。気圧の関係と言うが、かなりの的中率だ▼むかし、白保で「タコ採り名人」の漁に同行したことがある。船の上から3㍍ほどの長いモリでタコを突き、器用に引き上げる。ものすごい熟練の技だった。テレビで見るウニやザザエのように動かぬものでない▼感心したのはタコを採った後の作業だ。すみかの穴を周辺にある石を寄せてふさぐ。理由を聞けば、「穴をそのままにすると、タコはもう住み着かない」らしい▼名人は「次のタコを住み着かせるため、穴をふさぐ。そうすれば長年の漁場になる。タコを探して難儀しなくていい」と笑った。一見単純な作業だが、ものすごい知恵である
北海道の通称「シャケバイ」の72時間-冬になると鮭加工場に集まってくるバックパッカーや季節労働者 【ドキュメント72時間「さすらいの"シャケバイ"」】 総合 11月28日(金) 22:55 ~23:19
清水 崇史 日経ビジネス記者 98年早稲田大学大学院修了、通信社を経て日本経済新聞社に入社。証券部で機械・プラント、海運・空運などを中心に取材。2013年4月から日経BP社に出向。総合商社、金融マーケットを担当。 この著者の記事を見る
清水 崇史 日経ビジネス記者 98年早稲田大学大学院修了、通信社を経て日本経済新聞社に入社。証券部で機械・プラント、海運・空運などを中心に取材。2013年4月から日経BP社に出向。総合商社、金融マーケットを担当。 この著者の記事を見る
奈良・和歌山両県の郷土料理として知られる「柿の葉すし」で、カラフルに色づいた葉でくるんだものが人気を呼んでいる。奈良県桜井市の柿の葉すし店「山(やま)の辺(べ)」の商品。イベントなどでPRを続けたところ、口コミなどで、3年前ごろから人気に火がついたという。今では毎日約千個を作るが、昼前には売り切れてしまう。12月下旬までの期間限定で、中身はサバ(税込み130円)とサケ(同160円)がある。問い合わせは同店(0744・45・3675)。(森井英二郎)
レヴェラは11月26日、東京・東陽町に「Italian Bar VAMPIRO(イタリアンバル ヴァンピーロ)」をオープンした。 ○弾力とうま味を両立 魚は時間の経過と共にうま味成分が凝縮されていくが、通常はそれに伴って弾力感がなくなっていくという。同店では「神経締め」という手法により、弾力を残しながらうま味も増加させた"熟成魚"を扱う。 熟成魚を使ったカルパッチョ(980円~)は、アイナメやヒラメ、マダイ、メバル、ホウボウ、コチなどの魚種から、旬や熟成具合を見てその時に一番おいしいものを提供するという。また、マルゲリータなどのピザ(500円~)や生牡蠣(380円)、「ロテサリーチキン」(1羽1.680円)なども販売する。 オープンを記念して、高級シャンパン「ベル エポック」をグラス1杯800円で提供する。数量は12本限定となる。 ※価格は全て税別 【関連記事】 ・飲み放題プランも! カレ
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