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相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)と相鉄アーバンクリエイツ(同区)は11日、2040年代の実現を目指し、横浜駅西口周辺の大規模な再開発に着手すると発表した。20年代後半には映画館「相鉄ムービル」の建て替え工事を開始する。相鉄が西口の開発に乗り出してから70年以上が経過。1日に約200万人が乗降する国際都市・横浜の玄関口で、多様な人や企業が交流する新たなまちづくりを本格始動させる。 二俣川、ゆめが丘など「沿線開発6大プロジェクト」が終了。今回の計画は「横浜駅西口大改造構想」とし、人々が豊かさを実感できるようにとの思いを込め「Well-Crossing」をコンセプトに掲げた。 相鉄HDの滝沢秀之社長は会見で「さらなる飛躍を目指し、新たなステージに向かう時期にきた」と強調。都市間競争が激化する中、「西口も何も取り組まなければ魅力の低下は不可避」とし、行政、地権者らと合意形成を図りながら「個
4月に発生した表丹沢大倉尾根での心肺停止の登山者に心肺蘇生をするなど貢献し、表彰された功労者ら=7日、秦野市入船町 4月に表丹沢の大倉尾根で倒れた心肺停止の登山者に対し、偶然居合わせた14人が連携してそれぞれの使命を果たし、命を救った。医療従事者、消防職員、山岳ガイドらの“山の神々”は今月7日、秦野市消防本部の感謝状贈呈式で約5カ月ぶりの再会を喜び、「奇跡のような現場」を振り返った。 市消防本部によると、4月13日午前8時半ごろ、山小屋「堀山の家」(標高約950メートル)から150メートルほど離れた地点で、50代男性が心肺停止で倒れた。 50メートルほど後方を歩いていた山岳ガイドの澤田のぞみさんは、男性が段差で足を滑らせたのかと思ったという。だが声をかけても反応がなく、頸(けい)動脈も振れていなかった。近くにいた医療従事者の女性らと周囲に応援を求め、たどり着いたのが助産師コンビの藤田ゆりさ
小田急電鉄が伊勢原市西部で建設計画を進める「伊勢原総合車両所(仮称)」を巡り、市内の50代男性から「スマート新駅はいつできるのでしょうか」という問い合わせが「追う! マイカナガワ」取材班に届いた。市の基盤整備にも関わる車両所と新駅整備について、関係者に話を聞き、可能性を探った。 きっかけは、3月末に地域住民向けに開催された車両所移転計画に関わる説明会での質疑応答だった。「参加者から新駅についての質問が挙がったようだ」と男性から指摘があり、複数の市民からも同様の声が聞かれた。 伊勢原総合車両所は、現在、同社の車両検査や点検・整備が行われている大野総合車両所(相模原市南区)の後継施設だ。小田急線相模大野駅隣接の同車両所は1962年開設で老朽化しており、開設当時の主力だった4両編成(現行は10両)を前提としているため非効率であることから、伊勢原市串橋地区への移転計画が浮上し、市と同社で昨年3月に
京浜急行電鉄(横浜市西区)の新型オープントップバスが5日、京急線三浦海岸駅からの運行を開始した。これまでの三崎口駅から出発地を変更し、新たに東京湾側から城ケ島へ向かう東海岸コースを加えた。 新型バスはスカニア社(スウェーデン)製で、車両価格は約7千万円。2階席は屋根がなく、日本では2台目の導入となる。2階席だけの利用に限り、定員は42人。 運行コースは三浦海岸駅から…
小田急電鉄(東京都)は9日、新型ロマンスカーの設計を始動したと発表した。輸送力強化や展望席設置などを視野に入れ、新型車両としては11年ぶりとなる2029年3月の運行開始を目指す。 新型車両は、特急ロマンスカー・EXE(30000形)の代替として製造する。1996年に通勤特急としてデビューしたEXEは定員578人(10両編成時)で、ロマンスカーとしては最大の座席数。7本のうち5本はリニューアルし、特急ロマンスカー・EXEαとして営業運転している。今後EXEは廃止される。また、新型車両は、昨年末に引退した特急ロマンスカー・VSE(50000形)の後継としても位置付ける。 着手したのは今月2日で、車両の内外装デザインは「COA(コア)一級建築士事務所」(東京都)とともに作り上げる。熊本県の復興拠点施設などを手がけてきたが、鉄道は初めて。建築事務所のデザインは数々のロマンスカーを設計した岡部憲明さ
日本軍は戦時中、マレー半島で何をしたのか。日本ではほとんど知られていない一方、現地では日本占領下の「3年8カ月」の出来事はいまだ忘れられていない。毎年現地に赴き調査をし、横浜で証言集会も続ける「アジア・フォーラム横浜」の一行と共に8月中旬、傷痕をたどった。 マレーシア南西部のネグリ・センビラン州では、1942年3月、日本軍が集中的に中国系住民を虐殺した。 陸軍第5師団歩兵第11連隊第7中隊の「陣中日誌」を国立公文書館アジア歴史資料センターのサイトで閲覧した。同部隊は州都のセレンバンから約20キロに位置する町、クアラ・ピラに駐屯し、周辺地域を担当していた。 日誌には「治安粛清」「敵性分子」「掃蕩」「刺殺」といった不穏な単語が淡々とつづられる。 例えば42年3月4日には前進しながら「掃蕩」し、さらに午後4時には、「兵器隠匿」との情報に接して「支那人(中国系住民の蔑称)全員を訊問」し、「不偵分子
自動車部品大手ボッシュ(横浜市都筑区)は6日、新本社と敷地内に建設を進めていた同区民文化センターなどの完成に伴う記念式典を開催した。新社屋の投資額は約390億円と、同社が日本で行う投資としては最大規模。グループでは本拠を置く独も含め初の公民連携事業となる。新拠点で開発体制強化により未来のモビリティー形成を目指し、継続的な地域貢献を果たしていくという。 日本法人のクラウス・メーダー代表は「ボッシュにとって、日本は大きな市場で重要。(本社移転と集約に伴い)部署をまたいだ協業が促進され、研究開発体制の強化も見込める」と力を込めた。 今年5月に稼働した新本社は、約2千人が働いている。約2キロ先の同区牛久保には、同社の既存の研究開発施設があり、これら2拠点に、日本法人における4割の従業員が集まる。 新社屋は地上7階、地下2階建てで、延べ床面積は5万3千平方メートル。実験、研究施設を備え、東京や横浜に
新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)は9日から、小田急線町田駅(東京都)コンコースに同館人気のクラゲたちを紹介する広告「くらげ駅」を展開する。15日まで。 開催中の企画展「“えのすい”のくらげ展」(11月4日まで)のPRのため、開業から約20年間に同館で展示してきたクラゲたちをモチーフに、架空の「くらげ電鉄 路線図」を制作。アカクラゲやカツオノエボシなど約70種のクラゲの名前を駅名にしたポスターを駅コンコースに掲示する。同館の担当者は「駅の利用者に水族館に興味を持ってもらい、足を運んでほしい」と話している。 同館は、1954年7月の旧水族館オープンと同時にクラゲの展示と飼育に着手。88年1月には世界で初めてクラゲだけの展示館を設置した。2004年4月にオープンした新江ノ島水族館では現在、常時40種類以上のクラゲを観賞できる。 問い合わせは、同館電話0466(29)9960。
今夏は、神奈川県内で地震や台風により鉄道の運休が多発した。8月末の台風10号などに伴う大雨では、JR東日本(東京都)のトンネル付近で土砂が流入し、小田急電鉄(同)では線路の盛り土が流出、各社運転見合わせが相次いだ。8月9日の最大震度5弱を観測した県西部の地震では、小田急小田原線の一部区間が運転見合わせとなり、X(旧ツイッター)上に「踏切で降ろされて現地解散となった」といったコメントが投稿された。なぜ小田急は乗客を降車させたのか-。同社の担当者は「やむを得ず、苦渋の決断だった」と明かした。 現場となった踏切は秦野市菖蒲の県道710号沿いにある「渋沢8号」で、同線渋沢-新松田駅間の中間に位置する。同駅間の線路の距離は約6・2キロで、小田急線全線において最も1駅間の距離が長い区間だ。 当時車両に乗っていた乗客はX上に「車両から降りて線路を歩くように言われたが、踏切で案内はおしまいですと。真っ暗な
東京、横浜を中心に10万5千人余りが犠牲になった1923(大正12)年9月1日の関東大震災では、震源地に近い片浦村(現・小田原市)で大規模な地滑りが起き、根府川駅と列車が海に転落した。乗客ら100人以上が死亡したと伝えられる悲劇の痕跡は発生から101年がたった今も海底に残るが、… 関東大震災100年の追悼ダイビングで、震災当時に転落した根府川駅とみられる残骸に花を手向けるダイバー(鴫谷隆さん提供) [写真番号:1274349] この写真に関するお問い合わせ 追悼ダイビングを前に、海に向かって頭を下げる林原さん=2023年9月1日、小田原市根府川 [写真番号:1274350] この写真に関するお問い合わせ 「埋没列車引揚げ」の見出しで、根府川沖に転落した列車の引き揚げ作業を報じる1934年9月24日の横浜貿易新報 [写真番号:1274351] この写真に関するお問い合わせ
関東大震災時の朝鮮人虐殺を正当化する歴史否定・ヘイト団体「日本女性の会 そよ風」の村田春樹氏が1日、東京都立横網町公園にある朝鮮人犠牲者の追悼碑を「破壊する」と宣言した。追悼式典が開催された碑の目の前までやって来て、差別を動機にした器物損壊というヘイトクライムの実行を予告した。マイノリティーを痛めつけたいレイシストの邪悪ぶりと、慰霊の場である公園の使用をヘイト団体に許可し続ける都の倒錯は極まった。 村田氏は政府が実態調査を行っていないのをいいことに、碑文に刻まれた「六千余名」という犠牲者数を「うそ」と決めつけ、式典参加者に聞こえるように大声を上げ、「うその慰霊碑をわれわれは必ず破壊する。必ず撤去する」と断言した。
台風10号に伴う大雨により、31日も鉄道の一部区間で運転が終日見合わせとなったほか、高速道路の通行止めが続くなど、県内の交通機関に影響が出た。 鉄道では、小田急線が大雨により線路脇の盛り土が崩れた影響で伊勢原-秦野間で終日運転を見合わせたほか、東京メトロ千代田線との直通運転も取りやめた。小田急電鉄によると、同区間は9月2日始発からの運転再開を見込んでいる。 JRは31日、東海道線の小田原-熱海間と御殿場線の国府津-御殿場間で終日運休となった。JR東日本やJR東海によると、9月1日は東海道線の小田原-熱海間と御殿場線の国府津-沼津間で始発から運転を見合わせる。 東名高速道路は厚木インターチェンジ(IC)-秦野中井IC間で30日夕方から通行止めが続いた。 秦野、伊勢原市境にある新善波トンネル付近で通行止めが続く国道246号について、国土交通省関東地方整備局と中日本高速道路は31日、代替路措置と
台風10号に伴う大雨により県西部では30日、各地で崖崩れが相次ぎ、住宅が一部倒壊したほか、国道246号が通行止めとなるなどの被害があった。 小田原市城山では午前5時過ぎ、崖崩れとともに住宅の1階部分が倒壊した。けが人はなかった。 住民の70代女性によると、午前5時ごろに起床し、母屋の居間に行ってテレビを付けたところ、別棟1階の寝室からバリバリという音が聞こえた。「寝室部分が崩れていて、起きるのがもう少し遅かったらけがをしていた」と話していた。 また、近くの小田原競輪場(同市城山)でも敷地内で崖が崩れ、飲食物の売店が被害を受けた。レースを行う競争路に被害はないため、9月8日のレースは実施する方向で検討しているという。
川崎駅東口駅前広場(川崎市川崎区)で行われている路上ライブが、道路使用許可を取っていないとして、警察から指導を受けるケースが増えている。公共空間で行われる表現活動はどうあるべきか─。今後のあるべき姿や、音楽文化や「表現の自由」の価値を含め、憲法学と行政法学の専門家にそれぞれ聞いた。(構成・荻野 功輝)
川崎駅東口駅前広場(川崎市川崎区)で連日行われている「路上ライブ」を巡り、「うるさい」「邪魔だ」といった警察への通報件数が増えている。駅前を管轄する川崎署は、1日2、3件の通報を受け、警察官が現場に向かうこともある。広場は法律上「道路」に当たるため、使用許可が必要だが、得ずに演奏するミュージシャンが少なくない。「表現の自由」と規制のありようを追った。 週3回、駅前広場で歌っているミュージシャンのSAGAWAさん(30)は「このまま続けられるだろうか」と不安がる。 駅前広場は同市、JR東日本、京急電鉄などが管理する「道路」に該当し道路交通法が適用される。同法第77条には「一般交通に著しく影響を及ぼす行為は所轄警察署長の許可を得なくてはならない」と明記され、具体的には「奏楽」(県道交法施行細則)と記載され、人を集める行為に該当する。 この法規の解釈によって「路上ライブは通行の妨げになる可能性が
赤字体質から構造改革を進める総合スーパー大手イトーヨーカ堂が閉店を計画していた33店舗のうち、県内は4店であることが分かった。1店はすでに営業を終え、川崎港町店(川崎市川崎区)の来年1月閉店が新たに判明。店舗を大都市圏に集約すると発表していたが、お膝元の関東でも縮小を余儀なくされている。 今月18日午後7時。42年の営業を終えた綱島店(横浜市港北区)の広場に、常連客や住民が押しかけていた。整列した従業員が一礼して出入り口のシャッターが閉まると、「ありがとう」のかけ声や拍手が響いた。見守った近隣の女性は「アイドルの解散ライブのようだった」。 綱島駅2キロ圏内に立地する総合スーパーは3店を残すのみ。開業当初から利用していた主婦の小泉悦子さん(75)は「あって当たり前だった。文具や生活雑貨の品ぞろえが充実していて重宝していた」と惜しんだ。 ヨーカ堂はイオンに次ぐ総合スーパー大手だが、低価格衣料品
JR横浜駅構内(横浜市西区)にある「みどりの窓口」の営業時間を来月から短縮することが26日、JR東日本横浜支社(同)への取材で分かった。同支社は「日中帯での窓口開設数を増やす」としている。 同駅のみどりの窓口は県内最大で、通常2~4つの窓口で対応。混雑時は6つの窓口全てを開設して行っている。現在の営業時間は午前7時~午後8時までだが、9月15日以降は午前8時~午後7時までに変更される。計2時間の短縮となるが、同支社の担当者は「利用がより多い日中時間帯を強化することで、混雑解消につながる可能性が大きい」と話す。 みどりの窓口は現在、県内27駅に設けられているが、営業時間を短縮する駅は横浜駅のみを予定している。今夏には横浜や武蔵小杉など県内9駅において、お盆前後の繁忙期に臨時で増設する対応を取っていた。(岡部 恵里)
神奈川県内に路線がある大手私鉄4社(東急、小田急電鉄、京浜急行電鉄、相鉄ホールディングス〈HD〉)の2024年4~6月期連結決算が出そろった。各社とも運輸・交通事業では、定期外を中心に大きく伸長。一方、バス業は初任給を引き上げるなどの対応を行っても採用活動は厳しい状態が続いているとし、減便を続ける企業もあった。
2022年7月に逗子海岸近くの路上で起きた米海軍人による暴行事件の周知を行う市民ら=23日、JR逗子駅前 2022年7月、逗子海岸近くの路上で米海軍人が海水浴客ら男女4人を後ろから突き飛ばすなどして重軽傷を負わせた事件を巡り、事件と裁判を周知する街頭活動が23日夕、JR逗子駅前で行われた。 同事件で傷害罪に問われた米海軍横須賀基地所属の被告(31)の公判の結審が9月9日に横浜地裁横須賀支部で予定されており、被害者の支援者が実施。「2年がたったが解決しておらず、事件を知ってほしい。米兵による暴力が許されてはいけない」と呼びかけ、通行人らにビラを配布した。 逗子市在住の岩中和子さん(71)はビラを受け取り事件を知り、06、08年に横須賀で起きた米兵による日本人殺害事件に触れ「痛ましい事件を重ねた。沖縄の性的暴行事件だけでなく地元基地にも目を向けたい」と関心を寄せていた。活動に参加した新倉泰雄さ
セブン&アイ・ホールディングス傘下の総合スーパー、イトーヨーカドー藤沢店(藤沢市鵠沼石上)が来年1月13日に閉店することが関係者への取材で20日、分かった。今月末にホームページや店頭に告知を貼るなどして正式発表する予定で、開業から50年の歴史に幕を閉じることになる。 同店は藤沢駅南口近くに1974年6月に開業。地下2階、地上6階建てで、現在、地下に駐車場と食品フロア、地上に日用品や衣料などを扱うフロアがあるほか、テニススクールや英会話教室もテナントとして入居している。 神奈川で相次ぐ閉店…「残念」
小田急電鉄(東京都)は今期、新たな中期経営計画(2024~26年度)を開始した。鉄道業界でも人手不足が懸念される中、今後どのような対策を講じるのか。今年4月に就任した鈴木滋社長に計画の狙いや重点施策を聞いた。(聞き手・岡部 恵里) ─前回の中期経営計画(21~23年度)は「体質変革期」としていた。 「ポートフォリオ(運用資産)を見直したことで成果が出た。収益力を上げ、高い利益を出せる利益体質となるよう、鉄道やバス、生活サービス業など、各事業ごとに改善した。新宿駅西口にあった本社ビルや『ハイアットリージェンシー東京』などの資産売却も行い、財務体質が非常に安定した。(体質変革期は)財務健全性を目標としていたが、大きく上回ることができたのが最大の成果」 ─今回の計画は30年度までの「飛躍期」の3カ年として発表した。
小田急電鉄(東京都)は19日、小田急線海老名駅(海老名市めぐみ町)周辺に温浴施設を建設することを明らかにした。神奈川新聞の取材に対し、同社の鈴木滋社長は「駅に近い温浴施設なら近隣住民やオフィスで働く人々だけでなく、買い物ついでにも寄ることができる。一つのインフラにもなり得る」と意欲を見せる。 同社では2016年度から、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる約3万5千平方メートルの駅間地区「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」で、オフィスや住居、商業施設の整備を進めている。今年7月からは同地区内で温泉掘削工事を開始。敷地面積は約3400平方メートル。掘削許可の深さは1500メートルで、現在は約600メートルまで掘り進められている。工事完了は11月末の予定。 同社では海老名駅前でのまちづくりのコンセプトを「職住商学遊ウェルネス」と掲げており、健康機能の強化を示していた。温
相模鉄道(横浜市西区)と東急電鉄(東京都)は今月から、相鉄・東急新横浜線新横浜駅でキャリーケース専用の一時預かり「キャリーパークサービス」の実証実験を開始した。来年7月末まで。 同駅は東海道新幹線の接続駅であることから、従来から大きめなスーツケースなどを引く国内外の利用者が多い。また近年では駅周辺で大規模イベントが開催される際、保管場所が不足気味に。さらに駅に設置済みのコインロッカーは、預け入れできるケースのサイズに制約があるなど、さまざまな課題があった。そこで両社は、同駅の南改札外にある待合室「シンヨコゲートウェイスポット」で、同サービスの実証実験を開始。利用者のさらなる利便性、快適性向上を図る。 利用料金は2時間200円で、1日最大料金は1200円。専用アプリで事前に会員登録を行い、各種クレジットカードで決済される。設置台数は8台で、利用時間は午前5時~午後8時。相鉄によると、利用者は
東京都は6月23日に豊島区で中国人を排斥するヘイトスピーチが行われたと認定し、公表した。発言者や場所などの詳細は明らかにしていないが、都知事選に立候補していた差別団体「日本第一党」の桜井誠党首が同日…
埼玉県南部に暮らすクルド人を排斥するヘイトスピーチが深刻な被害を生じさせている問題で、地元住民でつくる「STOP HATE 川口・蕨」「埼玉から差別をなくす会」は9日、同県川口市に対し実態調査を行う…
日本軍「慰安婦」をモチーフにした戦時性暴力の像や碑の設置に対する日本政府の妨害が続く。歴史修正主義的な主張を広げようと日本政府が打ち出す「歴史戦」の一環であり、現在、ドイツのベルリン・ミッテ区の少女像はその渦中にある。関係者の動きを追った。 ブロンズ製の少女は、ドイツの首都ベルリン・ミッテ区の緑豊かな住宅地の一角にある公有地に、ひっそりと座っている。 アルメニア語で「勇気ある女性」を意味する「アリ」と名付けられた像は、日本では日本軍「慰安婦」をモチーフにした「平和の少女像」として知られる。 アリという名はアルメニアで虐殺を生き延び、勇気を奮って被害の声を上げた女性らの呼び名でもある。戦時性暴力の被害を乗り越え、平和を訴えた女性たちの勇気の象徴として少女に与えられた。 「戦時性暴力は世界的な問題。像を見る人たちはドイツによる戦時性暴力はもちろん、世界各地の戦争による性犯罪について、普遍的に受
地震の影響で小田急線の運転見合わせが続き、不安そうに電光掲示板を見つめる帰宅困難者ら=9日午後11時55分ごろ、小田急線海老名駅構内 9日夜に神奈川県内で発生した地震の影響で運転を見合わせている小田急小田原線の本厚木駅前に帰宅困難者が多くいることから、厚木市は同日午後11時半ごろから、駅近くの市の施設を一時的な滞在場所として開放した。 市によると、開放しているのは同駅から約400メートル離れた商業施設「アミューあつぎ」内の「あつぎ市民交流プラザ」。約240人を収容でき、10日午前0時時点で約30人が滞在しているという。 海老名駅でも多くの利用客が帰宅困難となっており、午前0時を過ぎてもタクシー乗り場に長い行列ができている。 東京都内から秦野市に帰宅途中の男性会社員(51)は「地震発生時は職場にいたが、帰ることにした。運転再開はいつになるか分からないけれど、あきらめて待つしかない」とため息を
横浜市教育委員会は2日に定例会を開き、市立中学校など147校で来年度から4年間使用する歴史と公民の教科書について、いずれも帝国書院版を採択した。戦後の歴史教育を「自虐的」と批判する「新しい歴史教科書をつくる会」の流れをくむ出版社(育鵬社、自由社)は選ばなかった。ただ、無記名投票による採択には市民団体から改善を求める声が上がった。 採択は下田康晴教育長と教育委員の計6人で行われた。学識経験者や校長・教員、保護者ら20人で構成する「教科書取扱審議会」の答申を踏まえ、歴史は9社、公民は6社の教科書について審議。歴史、公民ともに答申の評価が高かった帝国書院版に6人全員が票を投じた。 採択の方法は挙手、記名投票、無記名投票の三つから選ぶ形だが、「冷静な判断ができる環境の保持」を求めた中上直委員の提案で無記名投票に決まった。市教委によると、中学校の教科書採択では2015年以降、無記名投票が続いている。
川崎市は29日、行政や民間のイベント情報を配信する「かわさきイベントアプリ」が、スマートフォンのAndroidユーザーがアプリをダウンロードするサイト「Google Play」から削除されたため、ダウンロードできなくなったと発表した。復旧には5日間程度を見込んでいる。 市がアプリの運営を委託している「メタテクノ」(同市中原区)が26日午後5時ごろにアカウントの更新作業をしたところ、29日午前9時以降にGoogleからアカウントを制限され、「Google Play」内から「かわさきイベントアプリ」が削除されたという。その後、市民から「アプリがダウンロードできない」と市に相談があり、発覚した。 市は今年4月から市立学校にこのアプリの利用を周知してきた。6月末時点でAndroidユーザーは1万6557人、iPhoneユーザーは3万3172人がダウンロードしている。 iPhoneユーザーは「App
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