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僕とミケランジェロ - 孤高の凡人
2016 - 08 - 02 僕とミケランジェロ 囃子がひゃらひゃらと聴こえる中、僕は母のスカートの裾を引っ張っ... 2016 - 08 - 02 僕とミケランジェロ 囃子がひゃらひゃらと聴こえる中、僕は母のスカートの裾を引っ張って泣いていた。 出店の安っぽい黄色の看板にはひらがなで『みどりがめ』と書かれていて、僕はそのみどりがめが欲しくて欲しくてたまらなかった。 しかし僕はみどりがめを手に入れる事ができなかった。 僕には甲斐性という部位が欠落していて、過去、懇願して買ってもらった金魚、メダカ、ジャンガリアンハムスターたちは手に入れたら終いの僕に向かって当てつけのように自害、カニバリズムするなどして死んだのだ。そのような前科者の僕にみどりがめを与える事は、教育的にもいいくないし、何よりみどりがめが可哀想だ。という母の言い分を聞き分けずに泣きながら引きずられ、帰路に着いたのを覚えている。 それでも僕は、みどりがめが欲しくて欲しくて仕方なかった。 僕がみどりがめを欲しかった理由は、近所に住んでいた2歳上の池田
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