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「日本史」の終わり:「長い江戸時代」の後に来るもの
アゴラTraditional style of the bridge of Japan. It is wooden. 先日の記事では原発問題とTPP(環太平... アゴラTraditional style of the bridge of Japan. It is wooden. 先日の記事では原発問題とTPP(環太平洋連携協定)論争を軸に、日本人の国家ビジョンや価値観が、いまなお「江戸時代」に作られたそれに拘束されていること、しかしその束縛は(よくも悪くも)解けつつあることを述べました。それではもし仮に、「江戸時代」に通ずるような戦後日本の社会構造――地方支部に支えられた保守政党を中心に、国際競争や地域間競争からの保護政策を通じて、企業や地域や家族といった集団ごとの現状維持を可能にすることで、国民の生活を守るあり方――が崩れたとしたら、そこにはどのような風景が広がるのか。明日刊行の拙著の内容をもとに、少し吟味してみたいと思います。 玉虫色の態度表明ながら、どうやらわが国も参加を目指すらしいTPPですが、これは日本国内に各種の諸産業を抱え込んでトータ
2012/03/20 リンク