なぜ IT にはカタカナが多いのか : IT翻訳者Blog

以前、佐々木俊尚さんがこのようにツイートしていた。 なるほど、シニフィエの翻訳。確かに明治時代の「友愛」とか「理論」なんて言う言葉はシニフィエ的ですね。イメージによって逐語翻訳を超越すべきかと。 http://twitter.com/sasakitoshinao/status/14666875602 これに対し、私が次のように返信した。 翻訳者からするとカタカナを使いたいこともあるんですよね。特に新しい概念に既存の日本語を当ててしまうと、概念自体が誤解される恐れがあります。むしろ見慣れないカタカナを使うことで、新しい概念であることを強調できることもあります。 http://twitter.com/nishinos/status/14668343043 この意見を佐々木さんにリツイートしてもらったため、何人かのユーザーから意見をもらった。興味がある人がいるようなので、これに関して自分の考えを

[ahmok]

なんで概念の範囲が広い和語にもっと注目しないんだろう？ 熟語ももともとは中国語という外国語（和製のもあるけど）／あとカタカナ語が一人歩きして多義的なバズワードとして使われるのも問題。クラウドとか

[monochromekk]

興味深い話題でよく理解できた。カタカナにしてしまうために、言葉本来の意味を伝えられないという課題への対処は難しそうですね。

[suginoy]

「別々の英語に同じ日本語が当たっていると困ることがあるのだ。これは IT 分野の翻訳者にしか実感できないテクニカルな理由だろう。」

[iww]

なるほど

[SUM]

しかしながら結局のところインストールとinstallの意味は同じではない。。。

[kmyken1]

「英語と日本語が一対一で対応することはほとんどない」という話は毎年必ず全ての授業で数回は喋るが、その一つの事例として活用できるかも。

[fukken]

IT業界の中心である、コンパイラを含む各種ソフトウェアが英語しか解さなかったり、機械の使う語彙（要は予約語やコマンド）が英語だったりするから

[nanakoso]

>時間がない

[mohno]

カタカナを使う時点で、なんだか“負け”を感じてしまうけれど。