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日常生活を崩壊させたコロナ禍、異界につながる「祭り」と類似性 『ポスト・コロナの文明論』|じんぶん堂
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日常生活を崩壊させたコロナ禍、異界につながる「祭り」と類似性 『ポスト・コロナの文明論』|じんぶん堂
記事:明石書店 書籍情報はこちら 非日常世界の出現 感染症の蔓延は、平穏なありふれた日常生活から、突... 記事:明石書店 書籍情報はこちら 非日常世界の出現 感染症の蔓延は、平穏なありふれた日常生活から、突然、人びとを非日常の世界へ投げ出した。今、世界中で起こっている現象は、まさしくこのような異常な世界の光景である。 これまで、日常生活から非日常生活の転換は、祭りというかたちで設定されてきた。これは、祭りのどんちゃん騒ぎやオルギアで日常世界の憂さを発散させ、それを経て社会を再生させるための先人の知恵である。コロナ禍は、このルーティン化された非日常と異なり、突発的に人類に襲いかかってきたものであって、ましてや祭りとまったく異質なものに見える。しかし祭りの基本構造を分析すれば、奇妙な類似性が浮かび上がってくる。 異界が口を開けるとき 祭りでは、日常世界であるミクロコスモス(小宇宙)と、非日常世界であるマクロコスモス(大宇宙、異界)というふたつの世界の境界線が消え、両方の行き来が可能となる。これが祭