東進はなぜ給付6000万円「新築マンション価格並み」の海外トップ大留学支援を続けるのか | AERA DIGITAL（アエラデジタル）

2025世界大学ランキング3位のハーバード大学。世界トップクラスの大学として君臨している（photo アフロ） この記事の写真をすべて見る 従来は「留学するなら大学院から」という考え方が主流だったが、今は有名進学校の「正統派のできる生徒」が海外トップ大学を選ぶという。東大か海外トップ大か。進路を分ける決め手とは――。 【写真】東進は給付6000万円！海外トップ大留学を支援 ＊ ＊ ＊ 「大谷翔平選手ら日本人メジャーリーガーの活躍も、最初にその道を切り拓いた人たちがいたからこそ。そんな先駆者を一人でも多く生み出していくのが務めだと考えています」 こう話すのは、大手進学塾「東進ハイスクール」(以下、東進)などを運営する「ナガセ」(東京都武蔵野市)の渋川哲矢専務取締役だ。7年連続で800人超の東大現役合格者の輩出を誇る東進が、破格ともいえる海外大学留学支援制度を創設しているのを知る人はそ