
エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
今週の本棚:藻谷浩介・評 『日本経済の死角 収奪的システムを解き明かす』=河野龍太郎・著 | 毎日新聞
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています

- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
今週の本棚:藻谷浩介・評 『日本経済の死角 収奪的システムを解き明かす』=河野龍太郎・著 | 毎日新聞
(ちくま新書・1034円) 暮らしが豊かにならないのはなぜか 読むページ読むページ、頭に沁(し)み通る... (ちくま新書・1034円) 暮らしが豊かにならないのはなぜか 読むページ読むページ、頭に沁(し)み通るように理解できる本。しかもその内容に逐一、「実に、その通りではないか!」と賛同してしまえる本。そんな本に巡り合ったのは、いつ以来だろう。 しかもそれが、マクロ経済学の本だとは。有象無象はもちろん「学者」を名乗る者までが、空理空論やフェイクを言い募り、「無明」とも「衆愚」とも呼ぶべき状況を呈するこの分野。そのカオスから、さっと一線を画してシンプルに、事実と本質だけをわかりやすく示す掲題書は、泥沼からすっと茎をのばして咲いた、美しい蓮(はす)の花のようだ。 日本経済の、ここ30年弱の停滞は、なぜ起きてなぜ続いたのか。最大の犯人は誰なのか。政府の諸々(もろもろ)の経済政策、なかんずくアベノミクスの異次元金融緩和はなぜ効果がなく、どのような副作用をもたらしているのか。「生産性が上がらないと賃上げで