[寄稿]『合成音声音楽の世界2020』｜Flat

Stripelessより刊行された同人書籍『合成音声音楽の世界2020』に参加しました。私は選曲／選盤／レビュー／コラムで参加しております。本記事はその告知ですが、それだけというのもつまらないので軽く当書の紹介をしたいと思います。 販売ページ（冊子版＋PDF版） そもそもStripelessは出版のみならず、音楽レーベルでもあります。それもVOCALOID×HIPHOPコンピ『MIKUHOP』シリーズを筆頭に、メロウなR&B／シティポップなどを手掛ける平田義久や、エレクトロニカ／IDM的トラックに合成音声によるポエトリーを乗せるamahisaなど、ボカロシーンの表層ではないコアな層を手厚く扱っているレーベルです。 そのため、当書はメインストリームからアンダーグラウンドまでを射程に、選者が面白いと思った作品が掲載されています。当書は2016年から毎年刊行されているシリーズの2020年号という