私がライターになるまでの14年間｜安田峰俊

私は安田峰俊。2020年でメジャーデビュー10年目（キャリア自体は14年目）を迎える、主に中国関連分野を得意とするプロのルポライターである。 思うところあってnoteをはじめてみることにしたが、まずはサイトの使い方に慣れておきたい。そこで今回はテストがわりに、2016年末に当時の自分のブログに投稿した昔話に加筆・修正した原稿を載せておこう。当該のブログはすでにクローズしたが、愛着のある記事なのである。 なお下記の文章は、当時世間を騒がせていたWELQ事件を受けて書かれたものだ。 ―――――――― 「ライター」という名の単純労働者2016年11月、大手IT企業DeNAが、医療情報サイトwelqをはじめとした複数の情報サイト上で、転載に近い内容を含む不確かな記事を多数配信していたことが問題視された。 同社はウェブサービス上で、1文字1円以下という安価な報酬で記事執筆者を雇い、ネット上の既存の情

[kamayan1980]

興味深く読んだ。私もあの手の『作業』をしたことがある。編集の方は悪い方ではなかったが作業内容に心が疲弊してすぐやめた。あれを数年続けたのなら大したものだと感心する。

[klaftwerk]

上層の方にあんまり想像できない程度の苦労話をするとドン引きされるの常だよなあ……

[kamiyakenkyujo]

興味深く読んだ。2006-7年ごろでもプロライターになるにはどうしたらいいかわからないという感じなのか。

[reteru]

自分も地方出身者なので、深く共感するところが多かった。自分はワナビー止まりだったけど、縁もコネもなければ雲の上なんだよなぁ。

[localnavi]

2000年代後半なら、粗製濫造ワードサラダでもSEO効果があったので、一応まともな文章ならもっと需要があった。実際、情報商材などの特典として文章を売ってる人もよくいたが、書いてる人の記録は初めて読んだ。

[cabvm]

“タの需要だけは高まった。加えて良心を捨ててコピペまがいの手法を駆使すれ”