トルコ中銀が２会合連続で利下げ、政策金利45％に－予想通り

トルコ中央銀行は23日、２会合連続となる利下げを発表した。昨年12月の消費者物価インフレが予想以上に鈍化したことから連続利下げを決めた。 カラハン総裁率いる金融政策委員会は、１週間物レポ金利を47.5％から45％に引き下げた。2.5ポイントの利下げはブルームバーグが調査したエコノミスト全員の予想通りだった。 中銀の課題は、経済成長を支えるために金利を引き下げつつ、特に企業や家計のインフレ期待が再び高まらないようにすることだ。インフレ期待は既に中銀の予測を上回っており、当局はディスインフレに対するリスク要因だと指摘している。 昨年12月の年間インフレ率は44.4％に低下した。市場では今年末には27％になると見込まれている。一方、中銀の目標は21％。

[equilibrista]

“昨年12月の年間インフレ率は44.4％に低下した。市場では今年末には27％になると見込まれている。一方、中銀の目標は21％”