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朝日新聞デジタル:災害時のトイレ快適に 食事を控え体調崩す例も - 社会
断水でトイレ事情が悪化。出入り口のドアに利用時の注意点を書いた紙を貼る避難所もあった=宮城県内、... 断水でトイレ事情が悪化。出入り口のドアに利用時の注意点を書いた紙を貼る避難所もあった=宮城県内、石巻赤十字病院提供マンホール直結型トイレの使い方(イメージ) 日常生活で欠かせないトイレ。深刻な断水被害が広がった東日本大震災では、多くの人たちが排泄(はいせつ)環境の悪化に悩まされた。最低限の衛生が保たれ、被災者が我慢せずに済むトイレのあり方とは――。次に起きる大災害に備えた取り組みも進んでいる。 ■「こんなところで用を足すなんて」 「最も困ったのはトイレでした」。岩手県陸前高田市の仮設住宅で、中村勉(つとむ)さん(68)は2年前の避難所生活を振り返った。 自宅が津波に流された中村さんが身を寄せた市立第一中学校には、1千人以上が避難した。しかし、上下水道は断水。飲み水は支給されたが、校舎や体育館のトイレは震災翌日には流せない排泄物でいっぱいになった。 地元の建設業者が校庭に掘った穴の周
2013/03/18 リンク