首都直下地震、停電と燃料不足で患者死亡も- 膨大な負傷者、被災地病院でトリアージ | 医療介護CBニュース

膨大な数の負傷者が発生し、被災地内の医療機関でトリアージを実施する必要がある―。政府の中央防災会議が19日に発表した首都直下地震の被害想定。火災や建物倒壊などで最大約2万3000人の死者が発生する中、医療機関自体の被災や、医師や看護師らの不足によって診療機能が低下するという厳しい予測を突き付けた。その一方で、「対策を講じれば被害を減少させることもできる」と指摘し、地域住民らと一体となった着実な対策を求めた。【新井哉】 首都直下地震の被害想定と対策をまとめた中央防災会議の報告書によると、地震発生直後、被災地内の医療機関では、建物被害やライフライン機能の支障、電子カルテの閲覧困難などで対応力が低下するとともに、道路交通の麻痺によって「医師や看護師、医薬品などが不足し、十分な診療ができない可能性がある」と指摘。こうした状況にもかかわらず、多数の負傷者が出ることから、被災地内の医療機関でトリアージ

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「膨大な数の負傷者が発生し、被災地内の医療機関でトリアージを実施する必要がある―。政府の中央防災会議が19日に発表した首都直下地震の被害想定」 首都直下地震、停電と燃料不足で患者死亡も- 膨大な負傷...