アニメ映画『神々の山嶺』の魅力を監督に聞く マンガ『神々の山嶺』は、夢枕獏の山岳小説を谷口ジローがマンガ化した作品だ。本作は、孤高のクライマー・羽生と、彼の人生を追う山岳カメラマン・深町の姿を、1970年代から1990年代にかけてを舞台に描く。これがフランス・ルクセンブルクの合作でアニメ映画化され、7月8日から日本公開される。 7/8(金)全国公開『神々の山嶺』本予告 日本のマンガ(しかも谷口ジロー作品)をヨーロッパのスタッフがアニメ化するという状況そのものが稀なケースで、企画を聞いただけではどのような作品に仕上がるのか、想像は難しかった。しかし完成したアニメ映画『神々の山嶺』は、そんな不安を吹き飛ばすような確固たるスタイルを持った作品として、見事に完成していた。本作は第47回セザール賞でアニメーション映画賞を受賞している。 なお、オリジナルは仏語だが、日本で公開されるのは大塚明夫、堀内賢