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2023年4月18日のブックマーク (4件)

  • 「学校の問題」に現役教員は何を感じているのか? 『学校するからだ』矢野利裕×『在日韓国人になる』林晟一の

    記事:晶文社 【左】矢野利裕さん/【右】林晟一さん 書籍情報はこちら 「ブラック校則」が語られるとき、こぼれおちるもの ――『学校するからだ』『在日韓国人になる』には、学校にまつわるエピソードや思索が折り込まれています。お二人は現在同じ学校に勤務されていますね。今日は教員として学校をめぐる問題をどう見ているか、お話しいただければと思います。 矢野 最初に読者のみなさんに向けて自己紹介を。僕はもともと教員志望で、文学部の日文学科に進学して教員免許を取りました。と同時に、大学でカルチャーや評論の面白さに目覚めて、ふたつの興味をあわせる形でライターとして仕事をするようにもなっていました。紆余曲折あって志望通り国語科の教員になって、今は講師時代を含めると15年目ですかね。同時に、今もライターとして評論を書くことがあります。 林 僕は政治学科出身で、学部時代には教員免許を取りませんでした。教職に絶

    「学校の問題」に現役教員は何を感じているのか? 『学校するからだ』矢野利裕×『在日韓国人になる』林晟一の
  • なぜ人は音楽を演奏し、歌うのか。坂本龍一にも影響を与えた、民族音楽の“巨人”小泉文夫 | ブルータス| BRUTUS.jp

    世界を聴いた男、小泉文夫 『世界を聴いた男』──これは、世界のあらゆる地域、あらゆる人々の間で綿々と受け継がれてきた「音」を求めて、取り憑かれたように世界中を駆け巡り、その収集/研究/紹介にすべてを賭した男の生涯を綴った評伝のタイトルである。 「民族音楽の巨人」、故・小泉文夫が日音楽界に残した膨大な業績は、その死後20年近くが経とうとする現在においても、まさに空前絶後と呼ぶほかない。彼の残した資料や音源の多くは現在、かつて教鞭をとった東京藝術大学音楽学部の「小泉文夫記念資料室」に収蔵されている。 今回、その資料室を十数年ぶりに訪れたミュージシャンの早川大地さんは、まさに「YMOから小泉さんに入った世代」。小泉と同じく東京大学の文学部で美学芸術学を学んだという早川さんは中学生の頃、図書館で小泉の編集したCDを手にし、初めて民族音楽の世界に触れたという。 「最初に聴いたのがギリシャのキプロ

    なぜ人は音楽を演奏し、歌うのか。坂本龍一にも影響を与えた、民族音楽の“巨人”小泉文夫 | ブルータス| BRUTUS.jp
  • 『マッドマックス2』が与える後世への影響と、英雄神話から読み解く“ヒットの法則”とは|CINEMORE(シネモア)

    (c)2007 Warner Entertainment Inc. All rights reserved. 『マッドマックス2』が与える後世への影響と、英雄神話から読み解く“ヒットの法則”とは 世界の神話を比較すると“ヒットの法則”が見えてくる? 「千の顔をもつ英雄」の著者であるジョーゼフ・キャンベルは、比較神話学を研究しているアメリカの神話学者だ。比較神話学とは、地球上の様々な文化圏に根付く神話/民話、あるいは伝承を追究し、それらに認められる普遍性、または類似性を抽出する、という学問だ。 ジョーゼフは、世界中に散らばる神話のサンプルを分析し、そこに同一の構造があることを発見した。つまりジョーゼフが提示するのは、物語における“共通点”であり、洋の東西に伝わる神話の多くには、共通する一連のパターンがあると説く。 神話上の英雄叙事詩は、基的に同じルールに従っており、その人類普遍とも言うべき

    『マッドマックス2』が与える後世への影響と、英雄神話から読み解く“ヒットの法則”とは|CINEMORE(シネモア)
  • あいまいな「反戦の美術」、その難しさと面白さ ――岡田温司著『反戦と西洋美術』書評(評者:山本浩貴)|じんぶん堂

    記事:筑摩書房 アンリ・ルソー《戦争》 書籍情報はこちら 過去につくられた「反戦の美術」の現代的可能性を探究する 還暦を過ぎてなお驚くほど旺盛な著述・翻訳活動を展開する美術史家・岡田温司の新著『反戦と西洋美術』は、主に17世紀から現代までの西洋諸国で制作された絵画・版画・写真を中心に――それらのメディウムの違いにも留意しつつ――彼が「反戦の美術」と考える芸術について論じた書だ。言わずもがな2022年に開始されもうすぐ一年を迎えんとするロシアウクライナ侵攻はじめ、人間同士の殺し合いを伴う争いは今も世界中で多発する。そのような現状で戦争の悲惨さを伝え、その廃絶を訴えた美術作品を再考する同書の意義に異を唱える者は少ないだろう。それは過去につくられた「反戦の美術」の現代的可能性を探究することに他ならないからだ。 ポール・ナッシュ《死の海》 だが可能性と同時に、このは「反戦の美術」を考えるうえで

    あいまいな「反戦の美術」、その難しさと面白さ ――岡田温司著『反戦と西洋美術』書評(評者:山本浩貴)|じんぶん堂
    feather303
    feather303 2023/04/18
    “戦争の悲惨さと残酷さをアピールするように見えて、場合によっては、むしろ敵対心を煽るという逆の効果を引き起こすことも考えられるのである”