【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】 8月7日の夕方、大変つまらないがゆえに大いに話題になっているらしい「あいちトリエンナーレ」の会場で、報道によれば「『ガソリンだ』などと言いながら警察官にバケツで液体をかけたとして」公務執行妨害の容疑で逮捕された「自称・室伏良平容疑者」についても、それなりに話題になっているようだ。 が、Fラン国家のFラン報道があまりにも低レベルかつ断片的なため、これが一体どういう事件なのかほとんど理解されず、ツイッターなどではトンチンカンな言及も多い。ちょうど、軟弱ヘナチョコ文化人らによって主導されている「あいちトリエンナーレ」の安易な企画が、Fラン国家のFラン国民どもによる低レベルな反発を招き、「会場にガソリンをまいてやる」云々、脅迫電話や脅迫メールなどが相次いでいることが連日報道されていたために、この事件もその流れで“理解”されているフシがあるのだが、それは完全
「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」の騒動では、立憲主義や表現の自由をまったく理解していない政治屋たちのクズな言動が続出した。 河村たかし まずは河村たかし(名古屋市長)。 ハフィントンポスト(8/2): 河村市長は、少女像が設置されることを7月31日の夜に初めて知ったという。2日正午に同展を視察。その後囲み取材に応じ、「どう考えても日本人の、国民の心を踏みにじるもの。いかんと思う」と話し、作品の展示を即刻中止するよう愛知県知事に求めると発表した。 河村は、自分の好悪感情に過ぎないものを「日本人の、国民の心を踏みにじるもの」と勝手に一般化し、これを根拠に美術展の展示内容に介入した。しかも公文書で展示中止を要求したのだから、明らかな検閲である。(検閲は事前にやるものだからこれは当たらないという、本質を外した矮小化論は却下。) 東海テレビ(8/5): 大村愛知県
ニコニコ動画って、今色々とヤバいじゃないですか。 プレミアム会員は全盛期に比べると100万人近く減りましたし、ニコニコ本社もニコファーレも今年7月で営業停止してしまいました。 更には毎年開催していたニコニコ超パーティもイベント中止が決定してしまったようです。 今後ニコニコ超会議や町会議の開催も中止になるようであればいよいよ目も当てられない。 じゃあ立て直すにはどうすればいいのか、ということですが、 よく見る要望としては・・・ ・動画の画質を上げろ! ・重いのをなんとかしろ! ・ランキングをもっと使いやすくしろ! ・使わない機能を追加すんな! といろいろな意見があります。やはり使い勝手を焦点にした意見が多いように感じます。 でも、本質はそこじゃあ無いです ぶっちゃけ動画サイトとしてどれだけ使いやすくなろうが、 おそらくユーザーは戻ってきません。 なぜならどれだけUIが素晴らしかろうが動画が高
昨年4月に母校の教授に就任して驚いたことがあった。それは、今や土曜日や祝日まで通常授業が実施されていることである。 文部科学省は現在、ひとつの科目につき15回の講義を実施することを大学に厳しく求めている。同省はさまざまな助成金や研究予算を通じて全国の大学に絶大な影響力を行使できる立場にあるので、大学は頭が上がらない。ご機嫌を損ねないように授業回数を厳格に順守しようとやりくりした結果、現場では次のようなことが起きている。 例えば2019年度の立命館大学の学年歴をみると、世間では「10連休」が半ば常識になっていた4月27日(土)から5月6日(月)までの中で、4月29日(みどりの日)と30日、5月2日の3日間は通常授業であった。 5月3から6日は4連休だったものの、そこで休んだ分の授業時間を確保するために、5月11日(土)と5月18日(土)は通常授業だった。要するに、学生には連休など事実上なかっ
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