これまた、もう数カ月も前に読んだ本ですが、完全に忘れる前に感想を。といっても専門書に近いので(いや、そのものかw)、ちょっと関心ある人はいないとは思いますが…それにしても関係ないですが、うどん県では、台風8号はもわーっと暑さを残して去って行ってしまいました。他の地域でも被害の少ないことをお祈りします。 内容: 本書では、マルクスがふれている「教育」についての見解を、読み解くために、マルクスにおける自然と労働という基本的な論点を確認しながら、児童労働や将来の(いまでいえば)教育政策的なアスペクトなどを原典から確認している。参照されているのはマルクスの学位論文、ドイツ・イデオロギーなどの同時代のマックス・シュテルナーへの批判文献、経哲草稿から経済学批判要綱、資本論いたる資本論刊行までの主だった文献はもちろん、国際労働者協会ジュネーブ大会におけるマルクスの見解などにもあたり、マルクスにおいて、「