<議会闘争は、別の手段による階級闘争の継続である>。これが、本論の立場だ。原発問題も階級闘争の問題として組織されるべきである。その方法でなければ廃炉は勝ち取れないというのがポイントだ。これがわたしのゼロベクレル派・プロレタリア(=反資本主義)派の立場である。これらの内容は本論の後半でのべるものとする。 東京における反原発運動でいうと、たんぽぽ舎などが参加する首都圏反原発連合、このグループが主催する諸個人参加が圧倒的な金曜日官邸前抗議行動、その一角には日本共産党や社民党系などの運動が参加している。さらに、経産省前テント。大江健三郎氏などを象徴とした市民系、いわゆる新左翼系では福島原発事故緊急会議、東電前アクション、さらに新左翼系諸グループの運動展開がある。まだまだ、いろいろな動きがあるだろう。地域での運動など、多様な展開がある。 その中で、これらの運動のヘゲモニーをつくってきたいくつかの運動