漫画「風呂あがりの夜空に」のある回 この漫画のヒロインは祖母が経営している銭湯で働きながら一緒に暮らしているんだけど そこの常連にとても気難しい爺さんがいた(仮にAとする) Aは身よりもないが性格のせいで親戚にも養老院にも嫌われており、一人で暮らしている この銭湯の常連客にはAと同じ年頃の爺さんがもう一人おり その人は好感の持てる人物で他の常連客からも好かれている(仮にBとする) Bは子供を持たなかったが、かつて孤児の女の子を引き取って 立派に育て上げた人格者として知られている 今は一人暮らしだが、結婚して家を出た彼女から毎月生活費を送ってもらっており、 苦労ない生活を送っているという ヒロインの祖母が語るその話を聞きながら、 主人公(銭湯でバイトしているしよく入りに来る)は弟や友人と 「やっぱり昔話みたいにいいお爺さんは幸せになるんだな」と冗談めかして言い合う ある雨の日、Bは地域の寄り