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ブックマーク / occult-atoaji.sakura.ne.jp (4)

  • 風呂あがりの夜空に(小林じんこ) | 後味の悪い話まとめサイト@2chオカルト板

    漫画「風呂あがりの夜空に」のある回 この漫画のヒロインは祖母が経営している銭湯で働きながら一緒に暮らしているんだけど そこの常連にとても気難しい爺さんがいた(仮にAとする) Aは身よりもないが性格のせいで親戚にも養老院にも嫌われており、一人で暮らしている この銭湯の常連客にはAと同じ年頃の爺さんがもう一人おり その人は好感の持てる人物で他の常連客からも好かれている(仮にBとする) Bは子供を持たなかったが、かつて孤児の女の子を引き取って 立派に育て上げた人格者として知られている 今は一人暮らしだが、結婚して家を出た彼女から毎月生活費を送ってもらっており、 苦労ない生活を送っているという ヒロインの祖母が語るその話を聞きながら、 主人公(銭湯でバイトしているしよく入りに来る)は弟や友人と 「やっぱり昔話みたいにいいお爺さんは幸せになるんだな」と冗談めかして言い合う ある雨の日、Bは地域の寄り

  • 長い暗い冬(曽野綾子) | 後味の悪い話まとめサイト@2chオカルト板

    曽野綾子の『長い暗い冬』 現代、北欧のどこかの国。 石山は、幼い息子と二人で冬を迎えようとしていた。 母親はいない。石山が単身赴任して一年後、呼び寄せようとする直前に部下と心中したのだ。 既に家族で住むための家を購入してしまっていたので、宅内は無駄に広く感じる。 暗がりの目立つ居間で、息子は暖炉の残り火を前に「カチカチ山」を読みふけっていた。 日から持ってきた唯一の絵。 それは言語の壁に邪魔されこの土地で孤立していた息子の、ささやかな拠り所となっていた。 石山は、息子にそろそろ眠るようにと告げてから外出した。 自分を訪ねてきた旧い友人と、バーで落ち合うためだ。 街路のナトリウム灯が、通行人達の顔を死人のように浮かび上がらせる中を、彼は陰に歩く。 そして精神科医である友人の顔を見るや、グラスを空ける間もなく尋ねた。 自分は錯乱してはいないかと。 彼は恐れていた。の死以降、眠れないこと

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  • 電話がなっている(川島誠) | 後味の悪い話まとめサイト@2chオカルト板

    既出だったらスマソ。 小学校の図書室にあった児童書で後味の悪い話をひとつ。 電話がなっている。 きっと出ればテレビ電話の画面いっぱいに 君の笑顔を見ることができるだろう。 けれど、ぼくは電話にでることができない・・・・・・。 僕には幼馴染で好きな子がいる。 ある日その子が音楽の先生とホテルから出てくるところを 偶然見てしまった。 気になった僕は彼女に問い詰めた。 すると彼女は僕を自分の部屋にいれ、ベットにビニールシートをひき、 突然服を脱ぎ始めた。 そして股間にくっついていたナプキンをめんどくさそうに 剥ぎ取ると、一言いった。 「生理がきたら、はやく全部すましてしまいたかったの。」 彼女がこっちに近づいてくる。 僕はのどがカラカラになり、頭の中がまっしろになっていった。 西暦X年。 人類の人口は増え続け、人々は深刻な糧難に悩まされていた。 そこで政府は一つの政策をうちだした。 「優秀な人

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  • 幸福堂(上野すばる) | 後味の悪い話まとめサイト@2chオカルト板

    「幸福堂」というシリーズ漫画の話の一つ 色黒で鼻ペチャな主人公に対し、友人の美少女は病弱で細くて儚げ。 主人公の男友達は美少女に恋をしているようだ。 「美少女と体が入れ替われればいいのに…」そう思った瞬間、見覚えの無い建物が現れる。 中は店をやっているようで、店主らしい美青年が主人公に手鏡を渡してきた。 「その鏡に映った者と体を入れかえる事が出来る」美青年はそう言う。 ただし、相手が意識を失っている時ではないと使えないという。 半信半疑のまま手鏡を持ちかえる主人公。もちろん手鏡を使う事もなかった。 しばらくして美少女から、男友達に告白され付き合い出したと聞かされる。 主人公は美少女に睡眠薬を飲ませ、その寝顔を手鏡で映す。 すると、美青年が言った通り二人の体が入れ替わる事が出来た。 主人公は美少女の姿で男友達と束の間のデートをする。 (鏡に映した相手が目覚めたら、体は元に戻ってしまう) 自分

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