2006-10-24 岩波書店の『図書』、新潮社の『波』、文藝春秋の『本の話』等、書店で見かける出版社の月刊広報誌をご存じでしょうか。自社の新刊情報を中心に、連載小説、エッセイー等を掲載した読書人対象のPR誌です。年間定期講読(1年・12冊=1000円)が基本のようですが、書店(大型書店だけかな?)のカウンターにも置かれており無料でいただけます。冒頭の3誌を含めて、講談社『本』、筑摩書房『ちくま』、角川書店『本の旅人』、朝日新聞『一冊の本』、平凡社『月刊百科』に、光文社『本が好き!』、毎日新聞社『本の時間』が、最近加わりました。新刊本が売れないと言われる昨今ですが、この手のPR誌は花盛りで、ますます賑わいの態であります。そしてまた10月には紀伊国屋書店が、これまで出していた『I feel 読書風景』に変わって、季刊『scripta(スクリプタ)』を創刊しました。 その『scripta』創刊