私事でありますが、昨日、日本ジャーナリスト会議(JCJ)が選考する第58回JCJ賞で、拙著「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」が選ばれました。 マスコミが追いかけない問題を一人のジャーナリストが負い続けたことが評価されたのかなと勝手に解釈しておりますが、この本の出版に至るまでが超難産であったために、まずはよかったと思っております。 超難産というのは、この本は、元々昨年3月に出版される予定だったのが、来週には書店に並ぶぞというタイミングで、出版社の親組織である某大学が「この本の意図(リニア計画への疑念)が大学の意図と同じと思われるのは困る。本校の研究者や卒業生にも鉄道関係の事業や電磁波研究に携わる人もいる」との編集部への説明で、出版停止。 印刷した3000部は日の目を見ることなく断裁されてしまいました。 そこから新たな出版社探しを始めました。でも、あたってはダメの繰り返し。「ここなら間違いない