このインタビューは6月30日に行われ、『映画秘宝』10月号(8月20日発売)に掲載されたものを加筆・修正し、転載したものである。『映画秘宝』松崎編集長了承済み。雑誌の性質上、インタビューは映画に関することに終始している。 ――あなたは『マイラ』について「物語の半分に辿り着くまで彼女が性転換した映画評論家であることを知らなかった。マイロンはマイラになったのだ。何故だろう? わたしは笑いながら書き続けた」と回想録で書いています。書き終わるまでにどれくらいかかりました? ヴィダル 書くのには3000年かかったよ。その間ずっと私は女だった(笑)。 ――マイラが小説内で語る、男を去勢し、人口を抑制するという思想はあなた自身の思想と思っていいのですか? 実際、『マイラ』の続編『マイロン』では全ての男が去勢されます。 ヴィダル 黙示録的思想だな。世界の終末だ。あれはジョークだよ。 ――日本では最近、映画
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