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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/humon007 (1)

  • 【大岡昇平ノート】『成城だより』にみる判官びいきまたは正義感の事 ~大西巨人vs.渡部昇一の論争~ - 語られる言葉の河へ

    『成城だより』1980年10月15日に大岡昇平は次のように書く。この日記は、大西巨人の痛烈きわまる反論「破廉恥漢渡部昇一の面皮を剥ぐ」(『大西巨人文選3 錯節 1977-1985』、みすず書房、1996)の前に書かれた。 【注】は、引用者による。 * 順天堂超音波検査予定日。朝日新聞朝刊社会面に大西巨人対渡部昇一氏の論争の記事あり。新聞持って出て、タクシー内で読む。10月2日付「週刊文春」の渡部氏のコラム「古語俗解」に載った時から、気になっていた問題だった。渡部氏は先月中旬、「週刊新潮」に載った無署名記事に基づいているのだが、『神聖喜劇』を完成するまで前借り生活していた大西氏が、次男野人君が血友病で入院手術中、生活保護【注1】を受け、千五百万円の医療補助費を受けたことに関してである。大西氏の長男赤人氏が同病であることは周知のことである。渡部氏は、遺伝(?)性とわかったら、第二子をあきらめる

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