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ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (3)

  • 図録▽青森と沖縄の合計特殊出生率の推移(戦前から)

    合計特殊出生率(TFR)が全国一、すなわち最も子沢山の県は沖縄県であることは比較的知られている。ところが戦前は沖縄県は同じ値が全国最下位に近かったことは余り知られていない(データを見るまで私も知らなかった)。昔から風土的に沖縄が子沢山であったわけではないのだ。 戦前に全国一の子沢山だった県は青森県である。1925年の青森県のTFRは6.48と全国の5.10を大きく上回っていた。一生涯に6.5人の子どもを生むというのは今では考えられない状況である。現在(2010年)の青森県のTFR値は1.38で全国37位と低位にある。 沖縄と青森と全国のTFRの推移を戦前からほぼ10年おきにグラフにした。 これをみると青森は全国と平行的に全国平均に近づく形で急速にTFRを低下させてきたことが分かる。戦後の長い経済成長の中で、地域経済格差や社会資整備水準の格差が縮小し、年金、医療保険などの社会保障が全国統一

  • 図録▽太平洋戦争における喪失商船と戦没船員数の推移

    太平洋戦争では民間の被害が軍をしのいだ。その代表が大洋をまたがり物資輸送に携わった船舶、船員の被害である。以下、東京新聞の大図解「太平洋戦争~海に消えた船たち」(2006.8.13)から引用する。 「太平洋戦争で亡くなった軍人軍属は海軍47万3800人(死亡率16%)、陸軍164万7200人(死亡率23%)。死亡率で軍人らを上回ったのが海運・水産業の船員で推計43%、約6万人が命を落とした。 開戦前、世界第3位の船舶保有を誇った商船(100総トン以上)は2568隻、保有船腹の88%が沈没。漁船や機帆船は4000隻超が喪失したと見られる。 商船は戦時海運管理令により軍の作戦行動と民間物資の輸送に配分され、漁船も輸送用に軍に徴用された。 これらの輸送船を沈めたのが米軍の潜水艦だ。第一次世界大戦でドイツのUボート(小型潜水艦)が、島国・英国の息の根をとめるために海上輸送路を断った通商破壊作戦を踏

  • 図録▽婚外子(非嫡出子)の割合(国際比較)

    出生率を回復させた国々における出生率回復の要因のひとつとして、結婚しないまま子供を産むことが社会的に認知されている点があげられることが多い。 そこでここでは、各国における結婚していない母(未婚の母、離別・死別後再婚していない母)からの出生(婚外子・非嫡出子)の割合を掲げた。 一人親家庭、事実婚を含む二人親家庭で暮らす子どもの割合(国際比較)については、図録1522参照。 対象国は、OECD36カ国、非嫡出子割合の高い順にチリ、アイスランド、メキシコ、フランス、スロベニア、ノルウェー、エストニア、スウェーデン、デンマーク、ポルトガル、オランダ、ベルギー、チェコ、英国、ハンガリー、ニュージーランド、スペイン、フィンランド、オーストリア、ラトビア、ルクセンブルク、スロバキア、米国、アイルランド、ドイツ、オーストラリア、カナダ、イタリア、リトアニア、ポーランド、スイス、ギリシャ、イスラエル、トルコ

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