昨日(25日)は大阪地裁でB型肝炎訴訟裁判があったので傍聴してきた。傍聴席には80人余りが来ていた。今回の意見陳述者は、除斥期間20年の不当性と起算日認定の不当性を訴え、改善を求めた。 原告番号1761番の40歳代後半の男性は、19歳で軽度の肝硬変と認定された。大学では土木科に学び、大手ゼネコンに就職したが、病気のため希望していた現場では仕事ができず、やむなく転職した。そして2010年10月1日に重篤な肝性脳症を発症した。彼は、こう陳述している。「そして平成22年10月1日に肝性脳症で救急搬送されたのです。この日、これまで無断欠勤したことがない私が出勤せず、携帯電話をしても連絡が取れなかったことから、心配した当時の上司が私の様子を確認しに来てくれたのです。上司は、私のマンションに到着して自宅前から何度も電話をしたりインターフォンを押したりしたものの反応がなかったことから、マンションの下から