本日、私が作成した日本の漁業に関する報告書が欧州議会のウェブサイトに掲載されました。こちらからダウンロードできます。 主に日本の漁獲に関する現状を概観した上で、特にEUが関心のある個別トピック(日本の漁業規制枠組み、違法漁船への規制、水産物の輸入規制、マグロ、ウナギ、クジラなどの特定種に関する資源管理の状況)について詳しくまとめたものです。できるだけ中立的な立場から客観的に書きましたが、基礎的なデータを羅列するだけで、なぜだか批判的なレポートに見えてきてしまうから不思議です(それだけ日本の漁業の衰退が明らかだということでしょう)。英語での報告書ですが、グラフや表が多いので、見ているだけでよく分かると思います。 欧州議会では、関係委員会に所属する議員が海外に調査団として派遣される場合、議会の行政官が当該分野の資料を作成し公開します(原則)。この報告書もまさに日本へ調査訪問する欧州議員のために