2013年9月から3Dプリンターをいじりはじめ、現在ではだいぶ安定的に造形物を出力できるようになった。いまやRaspberry Piのケースや、Replicator2Xの改良エクストルーダーまで、プリントしたいと思ったら3Dデータがあれば思うが儘に出力できる。戯れに立体パズルをのデータを作って出力し遊んだりもした。パラダイスだ。 しかし、ここに至るまでにはそれなりの苦労があった。前回の記事ではすんなり卵を抱えたドラゴンがテスト出力ができているように見えたかもしれないが、実際には正常にドラゴンが出力されるまでに幾多の失敗乗り越えてきたのだ。これは家庭用3Dプリンター全般に言えることだが買ってきてそのまま使えるほどの完成度はないのである。熱融解積層方式の家庭用3Dプリンターの中ではハイエンドのカテゴリーに含まれるであろうReplicator2Xであっても例外ではない。この失敗作の数々を見よ。