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ブックマーク / www.libro-koseisha.co.jp (1)

  • 日本人物情報大系 書画編

    「書画編」の人物情報 書画編という概念に基づき、その叢伝類をここに集約せしめ一分野を立てるについては困難な部分があった。それは日人の書画愛好の習慣は古く、鑑賞者は同時に製作者でもある点、書家の専業化は近世からで、それまで書の専門家は存在しないのである。現代では書家や画家に専業分化されているが、それ以前は書画ともに密接な関係にあって、「書画」と並列に言葉が使われるのはその象徴とも言えるのである。近世・近代には文人と呼ばれる人々があり、「文人趣味」という言葉もあるほどで、それは書画一致の思想を背景に持っている。事実ある程度教養のある人物ならば階級を問わず書画を嗜むことはしたのである。つまり書画の作者は決して専門家に限ったことではないのである。では専門家に限って画家や書家の肩書きで叢伝を探し得るかといえば、これは不可能である。書ということで考えれば、日常の筆記がすべて毛筆の時代であれば、それに

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