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ブックマーク / yosukenaito.blog40.fc2.com (8)

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    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 フランスのオランド大統領は、きのう(9日)のテレビ演説で、7日の銃撃事件をはじめ一連のテロ事件等に屈しない姿勢を示すため、パリで11日に大規模な行進を行うことを明らかにし、“すべてのフランス人”に対して、フランスは決してこれらの脅威に屈しないとの意思を示すため、日曜日(11日)朝に反テロリズムの大規模なデモを行うので、ぜひ参加してほしいと訴えました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1964年、フランスが解放20周年に際して発行した記念切手のうち、ドゴールの有名な演説「すべてのフランス人に」の文章を大きく印刷した切手です。今回のオランドの演説でも“tous les Français(す

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    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2015/01/12
    オランドの演説はド・ゴールを意識したものなのか...「今オランドの演説でも“tous les Français(すべてのフランス人)”という、ドゴール...思わせる表現が使われて...ドゴールの歴史的な演説を意識していることは明らか...
  •  サンタ・マリア号の残骸?

    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 カリブ海の島国ハイチ沖で2003年に発見された沈没船の残骸が、1492年のコロンブスの航海(いわゆる“新大陸発見”の航海です)で旗艦として用いられた“サンタ・マリア号”である可能性があると、昨日(13日)、米国の海洋研究者が発表しました。というわけで、きょうはこの1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1971年にハイチで発行されたクリスマス切手で、サンタ・マリア号の残骸で作られたとされるナヴィダー砦の絵が取り上げられています。ちなみに、この絵はコロンブス自身の手によるスケッチだそうです。 サンタ・マリア号は、1492年、コロンブスが最初に行った大西洋横断航海のときに使われた3隻の帆船のうちの最大の船で、長さは約18

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  •  シン・フェイン党首拘束

    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 英領北アイルランドの警察は、きのう(30日)、1972年に起きた女性殺害事件についてカトリック系過激組織アイルランド共和軍(IRA)の政治組織シン・フェイン党の党首ジェリー・アダムズを拘束しました。というわけで、今日はこんなモノを持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、1981年6月、イングランド南東部・クロイドンから差し出された郵便物ですが、IRA暫定派による爆弾テロの直後だったため、テロ防止のためセキュリティ・チェックを受けたことを示す角印が押されています。切手が貼られておらず料金収納印で処理されていたり、ビジネス用の窓開き封筒で名宛人の住所氏名がわからないなど、ちょっと不満の残るマテリアルではありますが、

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  •  空飛ぶ法王・列聖

    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 世界各地を精力的に外遊し“空飛ぶ法王”と呼ばれたヨハネ・パウロ2世(在位1978-2005年)と、エキュメニズム(教会統一)に熱心に取り組み、カトリック近代化のため、1962年10月から第2ヴァチカン公会議を開催したヨハネ23世(在位1958-63年)の2人が、今日(27日)、聖人に列せられました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1986年、カリブ海のセントルシアで発行された教皇ヨハネパウロ2世の同国訪問の記念切手で、タラップを降りた後、ひざまずいて地面にキスをする教皇の姿が描かれています。 ヨハネ・パウロ2世は、名カロル・ユゼフ・ヴォイティワ。1920年、ポーランド・クラクフ近郊の

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  •  アクト・オブ・キリングの発端

    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 1960年代のインドネシアで、いわゆる“9・30事件”後の大量虐殺を題材にしたドキュメント映画「アクト・オブ・キリング」の日での公開が、きょう(12日)から、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラム等で始まりました。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、“9・30事件”で殺害されたインドネシア陸軍司令官アフマド・ヤニの追悼切手です。 ヤニは1922年、中部ジャワのプルウォレジョ生まれ。1940年に高校を卒業後、兵役に就き、東ジャワのマランで訓練を受けているときに日蘭開戦となり、次いで、日の占領下で結成されたペタ(郷土防衛義勇軍)で訓練を受け、終戦時には中部ジャワのマゲランでペタの教官を

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    fromAmbertoZen 2014/04/17
    アクト・オブ・キリング関連
  •  台湾の青年節

    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 きょう(29日)は台湾の青年節です。というわけで、ストレートにこの切手を持ってきました。(画像はクリックで拡大されます) これは、いまからちょうど60年前の1954年3月29日に台湾で発行された“第11回青年節”の記念切手です。 台湾の青年節は、もともとは、1911年の反清武装蜂起の“黄花崗起義”を記念して、“革命先烈紀念日”とされていました。 清末の1910年11月13日、マレー半島のペナン島に、孫文、趙声、黄興、胡漢民、鄧沢如らが集まり、革命組織であった中国同盟会として、広州で反清武装決起することを決定します。 これを受けて、1911年1月、黄興、趙声、胡漢民は香港に統籌部を設立して武装蜂起の準備を進めました。計画では、4月

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  • 郵便学者・内藤陽介のブログ

    ウクライナのゼレンスキー大統領は、きのう(8日)、これまでロシアと同じ5月9日としてきた“対独戦勝記念日”を、“1939-45年の第二次世界大戦の追悼とナチズムに対する勝利の日”として西欧諸国と同じ5月8日に変更し、5月9日は“欧州の日”(1950年にEUの前身である欧州石炭鉄鋼共同体の設立が提唱されたことにちなむEUの記念日)とすることを明らかにしました。というわけで、今日はこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、対独戦勝70周年に当たる2015年5月8日、ウクライナが発行した“英雄たちへの永遠の追悼”の切手です。 詳細については、こちらをクリックして、内藤総研サイト内の当該投稿をご覧ください。内藤総研の有料会員の方には、日夕方以降、記事の全文(一部文面の調整あり)をメルマガとしてお届けする予定です。 ★ 放送出演・講演・講座などのご案内 ★ 5月12日(金) 05:0

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  •  『反米の世界史』予告編(3)

    切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 まだまだ、このブログの使い方をよく分かっていないのですが、とりあえず、メッセージボードを使うと日記とは別に、ページのトップに文章や画像を入れられることが分かりましたので、去年の11月に刊行した『切手と戦争:もう一つの昭和戦史』(新潮新書)の宣伝を入れてみました。やはり、戦後60年という現在のタイミングで、一人でも多くの方に読んでいただきたいですから…。 で、新書の常として表紙のデザインは規格モノでアップしても面白くありませんので、刊行時に編集部の方が作ってくださったPOPを画像として載せています。ただ、POPの画像では、使われている絵葉書がいまいち見づらいので、今日は、その画像をアップしてみました。 この絵葉書は、ムッソリーニ

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