明治「サイコロキャラメル」の2013年まで使用されたデザイン 明治は9日、1927年に発売した「サイコロキャラメル」の全国出荷を3月末で終了したと明らかにした。6月からは北海道限定の土産品として販売する予定だ。サイコロの目を描いた箱のパッケージで親しまれたが、事業見直しのあおりを受け、登場から89年目で大きく生まれ変わる。 想定小売価格は3月時点で1箱2粒入りの5箱セットで132円。昭和初期の発売当初から、遊び心のあるデザインが話題となり、特徴的な包装で人気を集める商品の先駆けとなった。 サイコロキャラメルを北海道限定の土産品に衣替えするのはこれまで製造していた工場があるためで、グループ会社が販売を再開する予定だ。