体長4m、重量300kgの“ガンダム型ロボット”「はじめ43号」と、開発した坂元元社長 コックピット内に乗り込み、メインスイッチをオンにすると、目がチカチカと点滅を始め、やがて周囲を威圧するかのような足取りでのっしのっしと歩き出す。 体長4m、重量300kgの“ガンダム型ロボット”が大阪・浪速の町工場でついに完成した。その名も「はじめ43号」だっ! * * * ひときわ、異彩を放つこの巨大ロボットを開発したのは大阪市西淀川(にしよどがわ)区にあるロボット製作会社「はじめ研究所」の坂本元(はじめ)社長。 区内の町工場とタッグを組み、腕や胴体など、手作りの部品をこつこつと作り続けること6年。この秋にやっと内蔵コックピットに人が乗り込み、二足歩行する世界最大級のロボットの完成にこぎ着けたという。坂本氏が言う。 「中学生の頃にガンダムに夢中になって、大きくなったらあんなロボットを作ってみたいと思っ