太陽が熱を出す仕組みを用いた未来のエネルギーとして期待される「レーザー核融合」大阪大学などの研究グループが世界一の効率で超高温・超高圧を実現させることに成功しました。 高い出力のレーザーにより、海水を原料とする燃料を高密度に圧縮し高温で加熱することで、人工的に核融合反応を起こし莫大なエネルギーをえる手法が「レーザー核融合」です。わずか1グラムの燃料から石油8トンに相当するエネルギーを生み出す「究極のエネルギー」として注目されています。地上での実現には太陽と同じ環境を作ることや費用が莫大なことが長年の課題となっています。大阪大学らによる研究グループは実現に向けて世界一の効率で超高温・超高圧を実現させることに成功したと発表しました。順調に進めば原子力発電などに取って代わるものとして熱い期待が寄せられています。
![究極のエネルギー「核融合」阪大が一歩前進 | MBS 関西のニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/58b856f833d75829e1cdf3ec5964ace294c5d14a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mbs.jp%2Fnews%2Fkansainews%2F20191224%2Ffb%2FGE00030943.jpg)