魚のリアルな形状と質感を立体で再現した「顔ハメ看板」が、兵庫県香美町香住区余部の道の駅あまるべにお目見えし、観光客らの注目を集めている。子どもたちは「かわい…くない!」と言いながらも、穴から顔をのぞかせて大喜び。同道の駅は「インターネットなどでどんどん拡散してもらいたい」と期待する。(黒川裕生) 同道の駅の運営団体から依頼を受け、カニなどのオブジェ制作で知られる地元の看板工芸師今西照一さん(58)が制作した。全国の観光地などに置かれた「顔ハメ看板」は、大半が平板。その常識を覆すように、本物そっくりのカサゴとマイカの立体看板に仕上げている。以前営業で使用していたものを活用し、顔ハメ用の穴を開け、色も塗り直したという。 いずれも強化プラスチック製で、カサゴは体長2メートル、マイカは2・2メートル。カサゴには「海ゴジラ」と愛称を付け、裏側に「余部やその周辺ではアナカーと呼ばれる」という簡単な説明
![神戸新聞NEXT|但馬|「かわい…くない!」立体顔ハメ看板が人気 香美](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2711a864585d043e59e14fc47e3d8145f81ddc38/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.kobe-np.co.jp%2Fcommon%2Fweb%2Fimg%2Fkobe-np.png)